立ち仕事による腰のつらさ

脊柱管狭窄症でお悩みの方へ、神経整体T-Groupが背中に手を当てる施術の様子

「夕方になると、腰が抜けそうなほど重だるい」
「休憩のたびに、どこかに寄りかかっていないと立っていられない」
「家に帰ると、何もする気力が残っていない」

もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その立ち仕事による腰のつらさは、決して「気のせい」でも「仕事だから仕方ない」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ一日を終えても余力のある毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。

このページでは、なぜ立ち仕事による腰のつらさが起こり、繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

自宅で腰やお尻のつらさを感じている中高年の男性

立ち仕事による腰のつらさとは、どのような状態なのか

立ち続けるという行為は、じっとしているように見えて、実はずっと働き続けている状態です。倒れないように、体はごくわずかな揺れを絶え間なく調整し続けています。その調整を担っているのが、足の裏やお尻、腰まわりの感覚と、それを受け取って指令を返す神経のはたらきです。

一日の後半になるほどつらくなるのは、この調整の役割が、だんだん特定の場所へ偏っていくためと考えられます。本来は体のあちこちで分け合うはずの仕事が、腰の一点に集まってしまう。そうなると、その部分だけが休みなく働き続けることになります。「立っているだけなのに、なぜこんなに疲れるのか」という感覚には、こうした背景があります。

だからこそ、腰だけをほぐしても、翌日にはまた同じ重だるさが戻ってくることがあります。今あなたの体で、立っているときの負担がどこへ偏っていて、どの神経が乱れているのか。体全体から見極めていく視点が必要になります。

こんなときは、まず医療機関へ脚のしびれや力の入りにくさをともなうとき、片脚だけに強い痛みが出るとき、じっとしていても痛みが続くとき、また熱や体重の減りをともなうときは、まず整形外科でご相談ください。

立ち仕事による腰のつらさのセルフチェック — あてはまるものはありますか

立ち仕事で腰にくる方の、よくある感じ方です。

☐午後になるほど、腰の張りが強くなってくる
☐同じ場所に立ち続ける時間が長い
☐気づくと、片足に体重を預けている
☐仕事が終わって座ると、立ち上がるのがつらい
☐足やふくらはぎもむくんでくる
☐硬い床の上で仕事をしている
☐休みの日でも、腰の重さが残っている
☐靴を替えると、つらさが変わった気がする

いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。

なぜ、ほぐしても電気をあてても、腰はまた元に戻ってしまうのか

ここに来られる前に、あなたはきっと色々と工夫されてきたはずです。クッション性のある靴に替える、着圧のソックスをはく、休憩のたびに腰を伸ばす、寝る前にストレッチをする。それでも次の日には、また同じ時間に同じ重だるさがやってくる。「この仕事を続けるかぎり付き合っていくしかない」と、あきらめてしまう方も少なくありません。

実は、これには理由があります。多くの施術は「硬くなっている場所」「痛い場所」を直接ゆるめようとします。もちろん、それで一時的に軽く感じることはあります。ですが、立ち仕事による腰のつらさは、腰そのものよりも、体をどう支えるかを決めている神経の伝わり方と、上半身から下半身への力の受け渡し方が深く関わっていることがあります。土台にあたる部分が変わらないまま表面だけをゆるめても、腰はまた同じ支え方に引き戻されてしまう。これが「その場しのぎ」を繰り返してしまう正体です。

だからこそ向き合うべきなのは、「なぜ、この腰にだけ負担が集まっているのか」という体全体の視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。

立ち仕事による腰のつらさの背景として、考えられること

「立っている」より「動かない」ことが負担

立ち仕事のつらさは、立つこと自体よりも、同じ場所に立ち続けることから来ています。歩いているときは、体重が左右へ交互に移り、負担も分散されます。ところが同じ位置に立ち続けると、その移し替えが起こりません。同じ筋肉が同じ形で働き続け、血のめぐりも滞りやすくなる——午後になるほどつらくなるのは、この積み重なりです。

片足重心が、偏りを作っていく

長く立っていると、無意識に片足へ体重を預けます。それ自体は体が楽をしようとする自然な反応です。ただ、いつも同じ側に預けていると、骨盤の高さや腰の使い方に左右差が生まれていきます。つらいのが片側だけという方は、この偏りが背景にあることが少なくありません。

足元からの影響を見落とさない

硬い床、合わない靴、すり減ったソール。立ち仕事では、足元からの影響が一日中続きます。地面から受けた衝撃は、足首・膝・股関節を通って腰まで届きます。腰だけを見ていても答えが出ないことがあるのは、このためです。神経整体T-Groupが立ち方や足元まで確かめるのは、この道すじを追うためです。

神経整体とは — 腰の「痛む場所」ではなく、指令の通り道を見る整体

神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。腰は上半身の重みを受け止め、その力を下半身へ渡していく、体の中継点にあたる場所です。負担が集まりやすい場所であると同時に、その負担をどう配分するかを決めているのは、筋肉そのものではなく、筋肉に指令を送っている神経の側です。

神経整体T-Groupが腰のお悩みに向き合うとき、まず考えるのは「なぜ、この方の腰にだけ負担が集中しているのか」ということです。腰が硬いから腰をゆるめる、ではなく、腰に無理をさせている指令の通り道はどこか——そこを見に行きます。硬くなった筋肉を強い力でほぐしたり、関節をボキボキと鳴らしたりすることはありません。

ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みなどを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。同じ腰のつらさでも、乱れている神経は人によって違います。だからこそ、その方に合わせた見極めが欠かせません。

施術では、手全体でやさしく体に触れる「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチを用います。この技術は、柔道整復師である田渕達也が「痛いところだけを追いかけても、根本は変わらない」という気づきから体系化したもので、現在は全国140店舗以上の加盟院に広がっています。体は本来、自分で整おうとする力を持っています。神経の流れがスムーズになると、その力が発揮されやすくなる——神経整体は、無理に体を変えるのではなく、その後押しをするという考え方に立っています。

神経整体T-Groupの施術者。安心して相談できる笑顔で迎えます

腰のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか

「腰が心配で、強く押されたらどうしよう」という不安をよくうかがいます。神経整体T-Groupでは、はじめから体に負担をかけるようなことはしません。おおまかな流れをご紹介します。

  • 1. お話をうかがう/いつからつらいのか、どんな動きでつらくなるのか、朝と夜でどう違うのか。腰のお悩みは、生活の場面ごとに出方が変わることが多いため、そこを丁寧にうかがいます。
  • 2. 体の支え方を確かめる/立ち方、座り方、体をひねる動き。腰そのものだけでなく、その腰をどう支えているかを見ていきます。
  • 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれる、そっと触れるタッチです。うつ伏せがつらい方には、体勢を変えて行います。痛みを伴わないので、力を抜いて受けていただけます。
  • 4. これからの過ごし方をお伝えする/今の状態と、日常で気をつけたい動作、通い方の見通しをお話しします。

無理に長く通わせたり、強く勧誘したりすることはありません。

これまで通われた場所と、どこが違うのか

腰のつらさで整骨院やマッサージに通われた経験をお持ちの方は多いと思います。硬くなった腰を直接ゆるめる方法は、その場では確かに軽く感じられます。ただ、腰に負担を集めている支え方が変わらないままだと、しばらくすると戻りやすい——多くの方が繰り返してこられたのは、この点です。

神経整体T-Groupは、強さや刺激の量では勝負しません。見ているのは、痛みという「結果」ではなく、その手前で体に指令を送っている神経の伝わり方と、体全体の支え方という「土台」です。腰そのものを強くゆるめるのではなく、腰が無理をしなくてよい状態へ導いていく。「痛いところだけを追いかけない」からこそ、これまでとは違う変化を感じていただけることがあります。

神経整体T-Groupで施術者が丁寧に話を聞くカウンセリングの様子

腰のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること

私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「立ち仕事による腰のつらさ」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。

全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。

神経整体は、学会でも研究発表が行われています

神経整体は、街の整体院だけで行われている手技ではありません。顔面・身体の神経麻痺に対するランダム化比較試験(被験者291名・3歳〜88歳)では、明確な変化が見られた割合は75.3%(219/291)と報告されており、第26回 日本顔学会大会(2021年)などで発表されています。神経に働きかけるという考え方が、数値で確かめられてきた技術であることの裏づけです。

※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

学会発表の一覧、測定された数値、医療機関での導入状況は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 にまとめています。

日常で気をつけたいこと — 立ち仕事による腰のつらさとお付き合いするために

立ち仕事による腰のつらさを減らすために、意識していただきたいことです。

  • 片足を、低い台に乗せる/10〜15cmほどの台に片足を乗せると腰の反りがゆるみます。ときどき左右を入れ替えてください。
  • その場で足踏みをする/数十秒でも、体重が左右へ移るだけで負担の集まり方が変わります。
  • 靴とインソールを見直す/立ち仕事では、ここへの投資がいちばん実感につながりやすい部分です。すり減った靴は早めに替えてください。
  • 疲労軽減マットを使えるか確認する/硬い床の上に敷けるマットがあります。職場で導入できないか相談してみる価値はあります。
  • 帰宅後、脚を高くして休む/10分ほど脚を心臓より高くすると、むくみと重さが落ち着きやすくなります。
こんなときは、まず医療機関へ脚のしびれを伴う、休んでも引かない、片脚だけ急にむくんで熱をもつといった場合は、まず医療機関にご相談ください。

立ち仕事による腰のつらさでお悩みの方から、よくいただくご質問

Q. 仕事を休めないのですが、通いながらでも意味はありますか。

はい、多くの方が働きながら通われています。むしろ、毎日の負担が続くお体だからこそ、その負担をどこで受け止めているのかを見ていく意味があります。お仕事の内容や立ち方のくせもうかがったうえで、日々のなかでできることも一緒にお伝えしていきます。

Q. 仕事を変えないかぎり、無理でしょうか?

そんなことはありません。同じ立ち仕事をされている方でも、つらさの出方は人によって大きく違います。その差を生んでいるのが、どこで支え、どこへ負担を集めているかという部分です。仕事を変えなくても、見直せるところは残っています。

Q. 着圧ソックスは効きますか?

むくみの軽減に役立つと感じる方は多くいらっしゃいます。ただ、腰の張りそのものへ直接働きかけるものではありません。脚の重さが減ることで立ち姿が変わり、結果として腰がラクに感じられる、という順序で考えていただくとよいと思います。

Q. 腰に強い刺激を加えられませんか? 高齢でも受けられますか?

強く押したり、腰をひねって鳴らしたりすることはありません。手全体でやさしく触れる施術ですので、ご高齢の方や、腰に力を加えられるのが怖いという方にも受けていただいています。うつ伏せがつらい場合は、体勢を変えて行いますのでご相談ください。

Q. 病院で画像を撮って診断を受けています。通っても大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。医療機関での診断や方針を尊重したうえで、体づくりの面からお手伝いをするのが神経整体T-Groupです。今かかっている先生の判断を否定するものではありませんので、安心して続けてください。診断の内容をお聞かせいただけると、こちらも確認しやすくなります。

Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?

お体の状態や、腰のつらさとどのくらい長く付き合ってこられたかによって、一人ひとり異なります。はじめのうちは間隔をつめて、体の変化を見ながら少しずつあけていくのが一般的です。無理のないペースを一緒に考えていきますので、通い方の不安も遠慮なくご相談ください。

Q. 一度ラクになっても、また同じように戻りませんか?

腰は毎日使い続ける場所ですので、体が新しい支え方に慣れて安定するまでには、ある程度の時間がかかることが多いです。だからこそ、その場の軽さだけを目指すのではなく、腰に負担が集まりにくい状態へ少し先を見すえて整えていくことを大切にしています。

つらさを気にせず外を元気に歩く男性

腰のつらさを、一人で抱え込まなくて大丈夫です

「夕方になると、腰が重くて何も手につかない」——そんな毎日は、暮らしから少しずつ余裕を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度一日を終えても余力のある毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。

まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。

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この記事の監修
田渕 達也(柔道整復師/タブチ神経整体院 総院長・神経整体T-Group 代表)
神経整体を体系化した創始者です。国家資格を持つ医療人が全国から1,000名以上学びに訪れ、医療機関や医療系専門学校でも導入・採用が進んでいます。学会でも継続的に研究発表を行っています。

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