夜勤・シフト勤務の方の体調のゆらぎ

仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

「明けの日は眠れず、休みの日はずっと寝ている」
「何日休んでも、疲れが底に残っている感じがする」
「体がいつも時差ぼけのよう」

もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その不規則な勤務による体調のゆらぎは、決して「気のせい」でも「仕事のせいだから仕方ない」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ休みがちゃんと休みになる毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。

このページでは、なぜ不規則な勤務による体調のゆらぎが起こり、繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

朝、なかなか動き出せずベッドの端に座っている女性

夜勤・シフト勤務の方の体調のゆらぎとは、どのような状態なのか

夜勤やシフト勤務で働く方の体には、ほかとは違う負担がかかっています。それは、体が本来もっているリズムと、実際の生活が食い違い続けるという負担です。しかも、勤務が変わるたびに、そのずれ方自体も変わります。

休むためのはたらきと、動き出すためのはたらき。この切り替えを担っているのが自律神経です。そして自律神経は、体の司令塔である脳(中枢神経)と切り離せない関係にあります。切り替えのタイミングが毎週のように変わると、この調整に使う余力が削られていきます。「休んだのに回復した感じがしない」という感覚には、こうした背景が考えられます。

だからこそ、寝る時間を増やすだけでは追いつかないことがあります。今あなたの体で、休息と活動の切り替えがどうなっていて、どの神経が乱れているのかを、体全体から見極めていく視点が大切になります。

こんなときは、まず医療機関へ強い落ち込みが続くとき、眠っても休まった感じがまったくしないとき、動悸や息苦しさをともなうとき、また日常生活を送るのが難しいと感じるときは、まず医療機関でご相談ください。

夜勤・シフト勤務の方の体調のゆらぎのセルフチェック — あてはまるものはありますか

夜勤やシフト勤務をされている方の、よくある感じ方です。

☐勤務のサイクルが変わるたびに、体がついていかない
☐休みの日に、何時に寝ればいいか分からなくなる
☐明けの日、眠りたいのに眠れない
☐食事の時間が不規則になっている
☐お腹の調子が安定しない
☐休日にまとめて寝ても、回復した感じがない
☐体調の波が大きい
☐「この働き方だから仕方ない」と思っている

いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。

なぜ、休んでも、その場しのぎのケアでも変わらないのか

ここに来られる前に、あなたはきっと色々と工夫されてきたはずです。遮光カーテンを付ける、明けの日は無理に起きておく、カフェインの時間を決める、休みの日にまとめて寝る。それでも、次のシフトが来ればまたリセットされる。「この働き方をしているかぎり仕方ない」と、あきらめてしまう方も少なくありません。

実は、これには理由があります。不規則な勤務による体調のゆらぎのようなお悩みは、どこか一か所に原因があるというよりも、体全体のバランスや、体の状態を24時間調整している神経のはたらきが深く関わっていることが少なくありません。その場のリラックスや一時的な対処では、土台にあたる部分は変わらないまま。だから、少し楽になってもまた元に戻ってしまう——これが繰り返しの正体です。

だからこそ向き合うべきなのは、「なぜ体がその状態になっているのか」という全体の視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。

夜勤・シフト勤務の方の体調のゆらぎの背景として、考えられること

体は、昼と夜のリズムを前提に作られています

体温の変化、眠りの深さ、消化の働き。これらは一日の中で規則的に変化しており、その基準になっているのが光の情報です。夜勤やシフト勤務では、この基準と実際の生活が食い違います。つまり、体の側は夜のつもりでいるのに、活動しなければならない。つらさの背景には、この食い違いがあります。決して体力や気力の問題ではありません。

サイクルが変わるたびに、調整をやり直しています

固定の夜勤であれば、体はある程度そのリズムに合わせていくことができます。ところが日勤と夜勤が入れ替わる働き方では、そのたびに調整をやり直すことになります。体調の波が大きくなりやすいのは、この調整の負担が繰り返し発生するためです。「慣れれば平気」とならないのには、理由があるのです。

働き方を変えなくても、できることはあります

勤務形態そのものを変えるのは現実的ではないことがほとんどです。ですから、そこはお願いしません。見ていくのは、同じ勤務でも体にかかる負担をどう減らせるか、調整の余力をどう残すかという部分です。光の浴び方、食事の取り方、休息の取り方——工夫できる余地は残っています。

神経整体とは — 「自律神経だけ」を見ない整体

神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。眠り、呼吸、体温、消化——意識しなくても続いているこれらのはたらきは、自律神経が24時間休まず調整しています。ただ、神経整体T-Groupは、こうしたお悩みを「自律神経の問題」とひとくくりにはしません。自律神経は、体を動かすさまざまな神経のはたらきの中の一つだからです。

ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、感覚を受け取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。自律神経の乱れとして表れているように見えても、その手前で体の支え方や感覚の受け取り方に無理が生じていることがあります。だからこそ、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。

同じ「疲れが抜けない」「よく眠れない」というお悩みでも、体の中で起きていることは人によって違います。ここを一律に扱わないことが、神経整体の出発点です。

施術では、手全体でやさしく触れる「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチを用います。強く押したり、関節を鳴らしたりはしません。緊張している体に強い刺激を加えることは、かえって負担になりうるからです。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、現在は全国140店舗以上の加盟院に広がっています。体には本来、自分で整おうとする力があります。神経の流れがスムーズになると、その力が発揮されやすくなる——神経整体は、無理に体を変えるのではなく、その後押しをするという考え方に立っています。

神経整体T-Groupの施術者。安心して相談できる笑顔で迎えます

体調のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか

「どこが悪いと言えないのに、行っていいのだろうか」——そう迷われる方は少なくありません。はっきりした痛みがなくても大丈夫です。おおまかな流れをご紹介します。

  • 1. お話をうかがう/一日の中でいつつらいか、眠りの状態、食欲、気分の波。うまく言葉にできなくても構いません。話しながら整理していければ十分です。
  • 2. 体の状態を確かめる/呼吸の深さ、力の抜け方、姿勢のくせなど。ご自身では気づきにくい緊張が見えてくることがあります。
  • 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれる、そっと触れるタッチです。強い刺激は加えません。施術中に眠ってしまう方もいらっしゃいます。
  • 4. これからの過ごし方をお伝えする/休み方や生活リズムなど、ご自宅でできることをお話しします。

医療機関で診てもらったほうがよいと考えられる場合は、その旨を率直にお伝えします。

リラクゼーションや、これまでのケアとどこが違うのか

気持ちよさを感じられる時間は、それ自体に価値があります。ただ、その日は楽になっても翌朝には戻っている——体調のお悩みで、この繰り返しに心当たりのある方は多いのではないでしょうか。

神経整体T-Groupは、心地よさを目的にした施術ではありません。目を向けるのは、だるさや眠りにくさという「結果」ではなく、その手前で体を24時間調整している神経のはたらきと、体全体のバランスという「土台」です。自律神経だけを切り離して扱うのではなく、あらゆる神経のつながりの中で、どこに乱れがあるのかを見極めていく。ここが、これまでのケアとの違いです。

神経整体T-Groupで施術者が丁寧に話を聞くカウンセリングの様子

体調のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること

私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「夜勤・シフト勤務の方の体調のゆらぎ」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。

全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。

自律神経の変化は、数値でも確かめられています

神経整体は、施術の前後で自律神経の状態を実際に測定し、その変化を学会で報告してきました(疲労科学研究所製 自律神経測定センサーVM302を使用)。一般的な指圧のあとの変化が交感神経+41%・副交感神経+3%・神経機能全体+17%だったのに対し、神経整体のあとは交感神経+556%・副交感神経+554%・神経機能全体+380%と報告されています。第7回 大阪呼吸ケア・リハビリテーション研究会(2024年)、日本統合医療学会(2025年)などで発表されました。

※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

測定方法や発表の一覧は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 にまとめています。

日常で気をつけたいこと — 夜勤・シフト勤務の方の体調のゆらぎとお付き合いするために

夜勤・シフト勤務をされている方へ。すべては難しくても、一つでも取り入れられるものがあればと思います。

  • 明けの帰り道は、光を避ける/サングラスをかけて帰ると、そのあと眠りに入りやすくなります。
  • 寝室を暗く、静かに保つ/遮光カーテンや耳栓は、この働き方をされる方には特に効果的です。
  • 明けの日は、寝すぎない/長く寝すぎると、その夜の眠りが崩れます。数時間の仮眠にとどめ、夜にしっかり眠る形も試してみてください。
  • 食事の内容を、時間帯で変える/深夜は消化に負担の少ないものを選んでください。
  • 休みの日に、無理にリズムを戻しきらない/完全に戻すと、次の勤務でまたずれます。中間を狙うほうが現実的です。
こんなときは、まず医療機関へ日中に強い眠気があって支障が出ている、気分の落ち込みが強い、動悸や息苦しさがある、体重が大きく変わったといった場合は、まず医療機関にご相談ください。

夜勤・シフト勤務の方の体調のゆらぎでお悩みの方から、よくいただくご質問

Q. 生活リズムが毎週変わるので、通う日を決められません。

その事情は、同じ働き方をされている多くの方に共通しています。決まった曜日に通えなくても構いません。シフトが分かった時点でご予約いただく形でも大丈夫ですし、無理のない通い方を一緒に考えていきます。まずは今のお体の状態と、勤務の様子をお聞かせください。

Q. 通える時間帯が限られます。

同じご事情の方は多くいらっしゃいます。勤務のサイクルに合わせて、通える日程を一緒に組んでいきます。加盟院によって営業時間が異なりますので、ご都合の時間帯をお知らせください。

Q. この働き方を続けるかぎり、変わらないのでしょうか?

そんなことはありません。同じ勤務形態の方でも、体調の崩れ方には差があります。その差を生んでいるのが、調整にどれだけ余力を残せているかという部分です。働き方を変えなくても、見直せる余地は残っています。

Q. はっきりした痛みがないのですが、行ってもいいですか?

もちろんです。「どこが悪いと言えないけれど、なんとなくつらい」という状態でお越しになる方は少なくありません。強い力で押す施術ではなく、手全体でやさしく触れる施術ですので、体が疲れているときでも負担なく受けていただけます。

Q. 医療機関にかかっています。併用しても大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。医療機関での診断や方針を尊重したうえで、体づくりの面からお手伝いをするのが神経整体T-Groupです。お薬を飲まれている場合も、自己判断で調整せず、必ず主治医の指示に従ってください。今かかっている先生の判断を否定するものではありません。

Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?

お体の状態や、その状態がどのくらい続いているかによって一人ひとり異なります。体調に波がある時期は、間隔をつめたほうが変化を確かめやすいこともあります。その日の体調で予定が変わることもありますので、無理のないペースを一緒に考えていきます。

Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?

体は長い時間をかけて今の状態になっていますので、変化を感じ始めても、それが安定するまでにはある程度の時間が必要になることが多いです。だからこそ、その日の心地よさだけを目指すのではなく、生活のリズムもあわせて見ながら整えていくことを大切にしています。

つらさを気にせず外を元気に歩く男性

原因が分からない不調を、一人で抱え込まなくて大丈夫です

「休んでも疲れが抜けなくて、いつも底に何か残っている」——そんな毎日は、暮らしから少しずつ余裕を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度休みがちゃんと休みになる毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。

まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。

関連するお悩み

ほかのお悩みは コラム一覧 からご覧いただけます。

この記事の監修
田渕 達也(柔道整復師/タブチ神経整体院 総院長・神経整体T-Group 代表)
神経整体を体系化した創始者です。国家資格を持つ医療人が全国から1,000名以上学びに訪れ、医療機関や医療系専門学校でも導入・採用が進んでいます。学会でも継続的に研究発表を行っています。

関連記事

  1. 仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

    頭がぼんやりして集中できない

  2. 仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

    自律神経の乱れ

  3. 仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

    息苦しさ・呼吸の浅さ

  4. 仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

    朝、起きるのがつらい

  5. 仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

    寝つけない・眠りが浅い

  6. 仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

    胃のあたりの不快感