妊娠中の体の重さ・むくみ

明るい院内で背中にやさしく手をあてる神経整体T-Groupの施術

「お腹が大きくなるにつれて、体が重くて動くのがしんどい」
「夕方になると脚がむくんで、靴下のあとがくっきり残る」
「薬に頼りたくないけれど、どうしたらいいのか分からない」

もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その妊娠中の体の重さやむくみは、決して「気のせい」でも「妊娠中だから仕方ない」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ穏やかに過ごせる毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。

このページでは、なぜ妊娠中の体の重さやむくみが起こり、繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

赤ちゃんを抱きながら腰のつらさを感じているお母さん

妊娠中の体の重さ・むくみとは、どのような状態なのか

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて体の重心が前へ移り、それを支えるために腰や背中が休みなくはたらくことになります。脚のむくみ、寝返りのつらさ、立ち上がるときの重さなど、これまで感じなかった変化が次々に起こります。

この時期の体は、赤ちゃんを育てるために大きく変化しています。血液の量が増え、体を巡らせるはたらきにも変化があり、その調整を担っているのが自律神経です。また、大きくなったお腹を支える姿勢の変化は、腰やお尻、脚へ向かう神経の通り道にも影響することがあります。「体質が変わった」と感じるのは、決して気のせいではありません。

だからこそ、我慢するしかないと思い込む必要はありません。今あなたの体で、どこに負担が集まり、どの神経が乱れているのかを、体全体から見極めていく視点が、この時期だからこそ大切になります。

こんなときは、まず医療機関へお腹の張りが続くとき、出血や強い痛みがあるとき、急に手や顔がむくんだとき、強い頭の重さや目のかすみをともなうときは、ためらわずにかかりつけの産科へご連絡ください。妊娠中に整体を受ける際は、必ず主治医に確認したうえでご相談ください。

妊娠中の体の重さ・むくみのセルフチェック — あてはまるものはありますか

妊娠中の体の重さやむくみを感じている方の、よくある感じ方です。

お腹が大きくなるにつれて、腰が反ってきた
夕方になると、足がむくんで靴がきつい
寝返りを打つのが大変になってきた
仰向けで寝ると苦しく感じる
立ち上がるときに、よいしょと声が出る
足がつることがある
階段の上り下りが、以前より大変
「今だけだから」と我慢している

いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。

なぜ、産後のケアを受けても元に戻ってしまうのか

ここに来られる前に、あなたはきっと色々と工夫されてきたはずです。抱き枕、着圧ソックス、脚を上げて休む、無理をしないようにする。それでも、日ごとに体は変わっていき、対処が追いつかない。「妊娠中は誰でもそう」と言われて、つらさを口に出せなくなってしまう方も少なくありません。

実は、これには理由があります。産後のケアの多くは、ゆるんだ場所を締める、硬いところをゆるめる——という形へのアプローチです。ですが、妊娠中の体の重さやむくみは、形そのものよりも、変わっていく体をどう支えるかを決めている神経の伝わり方が深く関わっていることがあります。抱っこや授乳で同じ姿勢が続く毎日の中では、支え方の偏りも積み重なっていきます。形だけを整えても、支え方が変わらなければ元へ戻ってしまう。これが繰り返しの正体です。

だからこそ向き合うべきなのは、「今のこの体は、どう支えようとしているのか」という視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。

妊娠中の体の重さ・むくみの背景として、考えられること

まず、かかりつけの産科が第一です

妊娠中の体調については、まずかかりつけの産科でご相談ください。経過によっては、控えたほうがよいこともあります。神経整体T-Groupは、産科での経過確認を前提としたうえで、体の面からお手伝いできることを一緒に考える立場です。この順番は必ず守っていただきたいところです。

重心が前へ移り、支え方が変わっていきます

お腹が大きくなるにつれて、体の重心は前へ移っていきます。それを支えるために腰の反りが強くなり、歩き方も変わっていきます。しかも、この変化は数か月かけて進むため、体は常に「今の形」に合わせ直し続けています。重さやつらさは、その調整の途中で生じているものです。姿勢が悪いからではありません。

むくみやすくなる条件が重なります

妊娠中は体の水分量が増え、加えて大きくなったお腹が下半身からのめぐりを妨げやすくなります。そこへ、長時間座る・立つといった動かない時間が加わると、さらに滞りやすくなります。夕方にかけてむくむのは、この積み重ねによるものです。ただし、急なむくみは産科で確認していただく必要があります。

神経整体とは — 変化していく体に合わせて見極める整体

神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。妊娠、出産、そして産後——女性の体は、短い期間のあいだに姿勢も重心も大きく変わっていきます。ホルモンの波も重なり、体の使い方は以前と同じではなくなります。それなのに、日々の抱っこや授乳は待ってくれません。

神経整体T-Groupがこうしたお悩みに向き合うとき、大切にしているのは「今のこの体に、何が起きているのか」を確かめることです。以前の体を基準にするのでも、一般的な産後の型に当てはめるのでもありません。強い力でほぐしたり、骨盤を無理に動かしたりすることはなく、手全体でやさしく触れていきます。

ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みなどを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。体の状態が日々変わっていく時期だからこそ、この見極めが欠かせません。

施術に用いるのは、「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれる、そっと触れるやさしいタッチです。痛みを伴わないため、体力が戻りきっていない時期でも受けていただけます。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、全国140店舗以上の加盟院へ広がりました。体には本来、自分で整おうとする力が備わっています。神経の流れがスムーズになると、その力が働きやすくなる——神経整体は、その後押しをするという立場に立っています。

神経整体T-Groupの施術者。安心して相談できる笑顔で迎えます

産後や女性特有のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか

「子どもを連れて行けるのか」「産後どのくらいから受けられるのか」というご質問をよくいただきます。対応は加盟院によって異なりますので、事前にご相談ください。おおまかな流れは次のとおりです。

  • 1. お話をうかがう/出産からの経過、抱っこや授乳の姿勢、睡眠の取れ方。体のことだけでなく、今の生活のリズムもうかがいます。
  • 2. 体の状態を確かめる/立ち方や重心、抱っこの姿勢のくせを見ていきます。以前の体と比べるのではなく、今の状態を基準に確かめます。
  • 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるやさしいタッチです。骨盤を強く締めたり、体を無理に動かしたりはしません。
  • 4. これからの過ごし方をお伝えする/抱っこの仕方や、短い時間でできる休み方などをお話しします。

体調やお子さんの状況で予定が変わることもあります。無理のない範囲で進めていきましょう。

産後向けのケアと、どこが違うのか

産後のケアというと、骨盤をベルトで締める、強く矯正するといった方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。神経整体T-Groupでは、そうした強い力を使う方法はとりません。体力が戻りきっていない時期に強い刺激を加えることは、かえって負担になりうると考えているためです。

見ているのは、つらさという「結果」ではなく、その手前で体へ指令を送っている神経の伝わり方と、変化していく体全体のバランスという「土台」です。決まった手順を全員に行うのではなく、その日の体の状態を確かめたうえで進めていく。「今のこの体に合わせる」という点が、一般的な産後ケアとの一番の違いです。

神経整体T-Groupで施術者が丁寧に話を聞くカウンセリングの様子

産後・女性のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること

私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「妊娠中の体の重さ・むくみ」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。

全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。

神経整体は、医療の現場からも注目されています

神経整体は、街の整体院だけの手技ではありません。きたにし耳鼻咽喉科(北西剛院長)ではリハビリケアの一環として導入されているほか、呼吸器疾患のリハビリテーションやがん治療クリニックでも導入が始まっています。学会でも継続的に研究発表が行われており、施術前後の自律神経の変化は数値で測定・報告されています。体調が揺れやすい時期だからこそ、こうした裏づけのある場所を選んでいただきたいと考えています。

※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

導入先や学会発表の詳細は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 をご覧ください。

日常で気をつけたいこと — 妊娠中の体の重さ・むくみとお付き合いするために

妊娠中の体の重さやむくみとお付き合いされている方へ。無理のない範囲で構いません。

  • 横向きで、脚のあいだにクッションを挟んで寝る/腰と骨盤への負担が減り、寝返りもしやすくなります。
  • その場でかかとの上げ下ろし/座ったままでも構いません。ふくらはぎが動くとめぐりが助けられます。
  • 脚を高くして休む/10分ほどで、夕方の重さが落ち着きやすくなります。
  • 立ち上がるときは、一度横を向いてから/お腹に力を入れて起き上がらないでください。
  • 同じ姿勢を続けない/座りっぱなしも立ちっぱなしも、むくみにつながります。
こんなときは、まず医療機関へお腹の張りが強い、出血がある、急にむくみが強くなった、頭痛や目のかすみを伴う、胎動が減ったと感じるといった場合は、すぐにかかりつけの産科にご連絡ください。

妊娠中の体の重さ・むくみでお悩みの方から、よくいただくご質問

Q. 妊娠中でも受けられますか? お腹に負担はありませんか?

まずはかかりつけの主治医にご確認ください。そのうえで、神経整体は強い力で押したり関節を鳴らしたりする施術ではなく、手全体でやさしく触れる方法です。お体の状態や時期に合わせて、無理のない姿勢で行います。うつ伏せがつらい時期は横向きなどで対応しますので、不安な点は事前にお伝えください。

Q. 妊娠中に整体を受けても大丈夫ですか?

安定期に入っていて、経過に問題がなければ受けていただけることが多いです。ただし、時期やお体の状態によって判断が変わりますので、必ず事前にご相談ください。うつ伏せにならない体勢で行いますので、お腹に負担はかかりません。産科から指示が出ている場合は、その内容をお知らせください。

Q. どんな体勢で受けるのでしょうか?

横向きや、座った姿勢で行います。うつ伏せになっていただくことはありません。途中で体勢がつらくなったときは、遠慮なくお知らせください。すぐに変えられます。

Q. 産後どのくらいから受けられますか? 子どもを連れて行けますか?

お体の回復には個人差がありますので、産後の経過をうかがったうえで判断します。健診で経過に問題がないか確認されてからをおすすめしています。お子さん連れで受けられるかは加盟院によって異なりますので、ご予約の際にお尋ねください。

Q. 授乳中ですが、受けても大丈夫ですか?

お薬を使う施術ではありませんので、授乳中でも問題ありません。手全体でやさしく触れる施術で、骨盤を強く締めたり体を無理に動かしたりもしません。授乳の時間に合わせて予定を組みますので、遠慮なくお知らせください。

Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?

お体の状態と、今の生活のリズムによって一人ひとり異なります。この時期はご自身の予定どおりに動けないことも多いので、通いやすさを優先して一緒に決めていきます。予定の変更も気兼ねなくご相談ください。

Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?

抱っこや授乳で同じ姿勢が続く毎日は変わりませんので、体が新しい支え方に慣れて安定するまでには、ある程度の時間がかかることが多いです。だからこそ、施術だけでなく、日常の抱き方や短い時間でできる休み方もあわせてお伝えしています。

つらさを気にせず外を元気に歩く男性

「私さえ我慢すれば」と、抱え込まなくて大丈夫です

「体が重くて、一日が長く感じる」——そんな毎日は、暮らしから少しずつ余裕を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度穏やかに過ごせる毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。

まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。

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この記事の監修
田渕 達也(柔道整復師/タブチ神経整体院 総院長・神経整体T-Group 代表)
神経整体を体系化した創始者です。国家資格を持つ医療人が全国から1,000名以上学びに訪れ、医療機関や医療系専門学校でも導入・採用が進んでいます。学会でも継続的に研究発表を行っています。

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