「抱っこひもを外したあと、肩と腰がずっしり残る」
「寝かしつけの姿勢のまま、自分も固まってしまう」
「休みたいけれど、休める時間がどこにもない」
もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その子育て中の体のつらさは、決して「気のせい」でも「今だけのこと」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ子どもと笑って過ごせる毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。
このページでは、なぜ子育て中の体のつらさが起こり、繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

子育て中の抱っこによる体のつらさとは、どのような状態なのか
子育て中の体のつらさが、ほかと大きく違うところがあります。それは「休めない」という点です。仕事なら終業があり、休日があります。けれど育児には終業時刻がありません。しかも、抱き上げる、かがむ、中腰で支えるという動作が、昼も夜も繰り返されます。
体にとって、こうした動作の繰り返しは大きな負担です。しかも、子どもの成長とともに重さは増えていくのに、抱き方のくせは変わりにくいものです。ここで大切なのが、その重さをどこで受け止めるかを決めているのは神経のはたらきだ、ということです。加えて、睡眠が細切れになり、体を元へ戻していく時間そのものが取れないことも重なります。
だからこそ、「今だけのこと」と我慢し続けるうちに、体の状態が固定されてしまうことがあります。今あなたの体で、抱っこの負担がどこへ集まっていて、どの神経が乱れているのかを、体全体から見極めていく視点が大切になります。
子育て中の抱っこによる体のつらさのセルフチェック — あてはまるものはありますか
子育て中の方の、体のつらさについてのよくある感じ方です。
いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。
なぜ、産後のケアを受けても元に戻ってしまうのか
ここに来られる前に、あなたはきっと色々と工夫されてきたはずです。抱っこひもを買い替える、抱き方を左右で変える、サポーターを巻く、寝られるときに寝る。それでも、次の抱っこはすぐにやってくる。「自分のことは後回し」が当たり前になって、いつのまにか何年も過ぎてしまう方が、本当に多くいらっしゃいます。
実は、これには理由があります。産後のケアの多くは、ゆるんだ場所を締める、硬いところをゆるめる——という形へのアプローチです。ですが、子育て中の体のつらさは、形そのものよりも、変わっていく体をどう支えるかを決めている神経の伝わり方が深く関わっていることがあります。抱っこや授乳で同じ姿勢が続く毎日の中では、支え方の偏りも積み重なっていきます。形だけを整えても、支え方が変わらなければ元へ戻ってしまう。これが繰り返しの正体です。
だからこそ向き合うべきなのは、「今のこの体は、どう支えようとしているのか」という視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。
子育て中の抱っこによる体のつらさの背景として、考えられること
子どもは、日ごとに重くなっていきます
子育ての負担が他と違うのは、扱う重さが日に日に増えていく点です。しかも急にではなく、少しずつ。だから体は「これくらいなら大丈夫」と思ったまま、気づけばかなりの重さを毎日扱っていることになります。「以前は平気だったのに」と感じるとき、実際に条件は変わっているのです。
片側に乗せる抱っこが、偏りを作ります
腰に子どもを乗せて抱くとき、多くの方は無意識に同じ側を選びます。利き手を空けておきたいからです。これが毎日続けば、骨盤の高さや体重のかけ方に左右差が生まれ、その形で安定していきます。つらいのが片側だけという方は、この積み重ねが背景にあることがあります。
休めない、という条件が重なります
負担そのものに加えて、この時期は休息の条件が整いません。夜中に起きる、自分のペースで食事を取れない、休みたいときに休めない。同じ負担でも、休めているときと休めていないときでは、体への残り方が変わります。ご自身の頑張りが足りないわけでは、まったくありません。
神経整体とは — 変化していく体に合わせて見極める整体
神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。妊娠、出産、そして産後——女性の体は、短い期間のあいだに姿勢も重心も大きく変わっていきます。ホルモンの波も重なり、体の使い方は以前と同じではなくなります。それなのに、日々の抱っこや授乳は待ってくれません。
神経整体T-Groupがこうしたお悩みに向き合うとき、大切にしているのは「今のこの体に、何が起きているのか」を確かめることです。以前の体を基準にするのでも、一般的な産後の型に当てはめるのでもありません。強い力でほぐしたり、骨盤を無理に動かしたりすることはなく、手全体でやさしく触れていきます。
ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みなどを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。体の状態が日々変わっていく時期だからこそ、この見極めが欠かせません。
施術に用いるのは、「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれる、そっと触れるやさしいタッチです。痛みを伴わないため、体力が戻りきっていない時期でも受けていただけます。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、全国140店舗以上の加盟院へ広がりました。体には本来、自分で整おうとする力が備わっています。神経の流れがスムーズになると、その力が働きやすくなる——神経整体は、その後押しをするという立場に立っています。

産後や女性特有のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか
「子どもを連れて行けるのか」「産後どのくらいから受けられるのか」というご質問をよくいただきます。対応は加盟院によって異なりますので、事前にご相談ください。おおまかな流れは次のとおりです。
- 1. お話をうかがう/出産からの経過、抱っこや授乳の姿勢、睡眠の取れ方。体のことだけでなく、今の生活のリズムもうかがいます。
- 2. 体の状態を確かめる/立ち方や重心、抱っこの姿勢のくせを見ていきます。以前の体と比べるのではなく、今の状態を基準に確かめます。
- 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるやさしいタッチです。骨盤を強く締めたり、体を無理に動かしたりはしません。
- 4. これからの過ごし方をお伝えする/抱っこの仕方や、短い時間でできる休み方などをお話しします。
体調やお子さんの状況で予定が変わることもあります。無理のない範囲で進めていきましょう。
産後向けのケアと、どこが違うのか
産後のケアというと、骨盤をベルトで締める、強く矯正するといった方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。神経整体T-Groupでは、そうした強い力を使う方法はとりません。体力が戻りきっていない時期に強い刺激を加えることは、かえって負担になりうると考えているためです。
見ているのは、つらさという「結果」ではなく、その手前で体へ指令を送っている神経の伝わり方と、変化していく体全体のバランスという「土台」です。決まった手順を全員に行うのではなく、その日の体の状態を確かめたうえで進めていく。「今のこの体に合わせる」という点が、一般的な産後ケアとの一番の違いです。

産後・女性のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること
私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「子育て中の抱っこによる体のつらさ」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。
全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。
神経整体は、医療の現場からも注目されています
神経整体は、街の整体院だけの手技ではありません。きたにし耳鼻咽喉科(北西剛院長)ではリハビリケアの一環として導入されているほか、呼吸器疾患のリハビリテーションやがん治療クリニックでも導入が始まっています。学会でも継続的に研究発表が行われており、施術前後の自律神経の変化は数値で測定・報告されています。体調が揺れやすい時期だからこそ、こうした裏づけのある場所を選んでいただきたいと考えています。
※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。
導入先や学会発表の詳細は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 をご覧ください。
日常で気をつけたいこと — 子育て中の抱っこによる体のつらさとお付き合いするために
子育て中の方へ。すべては難しくても、一つでも取り入れられるものがあればと思います。
- 抱っこは体の正面で、左右を入れ替える/片側の腰に乗せ続けないこと。これが最も効きます。
- 床からの立ち上がりを減らす/おむつ替えや着替えは台や椅子を使い、上下動の回数を減らしてください。
- 抱き上げるときは膝を使う/腰から折って持ち上げる動作が、いちばん負担になります。
- 抱っこひもの位置を確かめる/低い位置で使うと、腰への負担が増えます。締め直すだけで変わります。
- 短くても横になる時間を作る/子どもが寝たら、家事より先に休んでください。
子育て中の抱っこによる体のつらさでお悩みの方から、よくいただくご質問
Q. 子どもを連れて行っても大丈夫でしょうか。
お子さま連れで来られる方はたくさんいらっしゃいます。ただし、対応できる環境は加盟院によって異なりますので、事前にお近くの院へご確認いただけると安心です。「預け先がないから」という理由であきらめてしまう前に、まずは一度ご相談ください。
Q. 子どもを連れて行ってもいいですか?
対応は加盟院によって異なりますので、ご予約の際にお尋ねください。お子さん連れで受けられる院もあります。難しい場合も、ご都合の合う時間帯を一緒に探しますので、遠慮なくご相談ください。
Q. 自分のことにお金と時間を使うのが、申し訳なく感じます。
同じことをおっしゃる方は、本当に多いです。ですが、支える側の体がつらいままだと、抱っこも日々の動作もすべてが重くなっていきます。ご自身を整えることは、わがままではなく、続けていくために必要なことだと考えています。
Q. 産後どのくらいから受けられますか? 子どもを連れて行けますか?
お体の回復には個人差がありますので、産後の経過をうかがったうえで判断します。健診で経過に問題がないか確認されてからをおすすめしています。お子さん連れで受けられるかは加盟院によって異なりますので、ご予約の際にお尋ねください。
Q. 授乳中ですが、受けても大丈夫ですか?
お薬を使う施術ではありませんので、授乳中でも問題ありません。手全体でやさしく触れる施術で、骨盤を強く締めたり体を無理に動かしたりもしません。授乳の時間に合わせて予定を組みますので、遠慮なくお知らせください。
Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?
お体の状態と、今の生活のリズムによって一人ひとり異なります。この時期はご自身の予定どおりに動けないことも多いので、通いやすさを優先して一緒に決めていきます。予定の変更も気兼ねなくご相談ください。
Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?
抱っこや授乳で同じ姿勢が続く毎日は変わりませんので、体が新しい支え方に慣れて安定するまでには、ある程度の時間がかかることが多いです。だからこそ、施術だけでなく、日常の抱き方や短い時間でできる休み方もあわせてお伝えしています。

「私さえ我慢すれば」と、抱え込まなくて大丈夫です
「体がつらくて、子どもに笑いかける余裕がなくなる」——そんな毎日は、暮らしから少しずつ余裕を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度子どもと笑って過ごせる毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。
まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。
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