動悸・胸のドキドキ

仰向けで首元にそっと手をあてる神経整体T-Groupの施術

「静かにしているのに、急に胸がドキドキしてくる」
「検査では異常がないと言われたけれど、不安が消えない」
「またあの感じが来るのではと思うと、外出も気が重い」

もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その動悸や胸のドキドキは、決して「気のせい」でも「気にしすぎだから仕方ない」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ安心して過ごせる毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。

このページでは、なぜ動悸や胸のドキドキが起こり、繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

朝、なかなか動き出せずベッドの端に座っている女性

動悸・胸のドキドキとは、どのような状態なのか

動悸とは、ふだんは意識しない心臓の動きを、はっきりと感じてしまう状態をいいます。医療機関の検査で異常が見つからない場合でも、本人にとってはとてもつらく、不安の大きいお悩みです。まずは検査を受けて安心を得ることが何より大切ですので、まだの方は医療機関でのご相談をおすすめします。

そのうえでお伝えしたいのが、心臓の速さや呼吸の深さは、自分の意思ではなく自律神経が24時間調整しているということです。緊張や疲れが続くと、この調整が過敏になり、わずかな変化を強く感じ取ってしまうことがあります。さらに、「またドキドキするのでは」という不安そのものが体を緊張させ、ますます感じやすくなる——この繰り返しに入ってしまうことが少なくありません。

だからこそ、気持ちの持ちようだけでは抜け出しにくいことがあります。今あなたの体で、体の状態を調整している神経がどうはたらいているのかを、体全体から見極めていく視点が必要になります。

こんなときは、まず医療機関へ胸の痛みや強い圧迫感をともなうとき、息苦しさや冷や汗、意識が遠のく感じがあるとき、動悸が長く続いて治まらないときは、ためらわずに医療機関を受診してください。心臓の検査を受けていない方は、まず内科・循環器内科でご相談ください。

動悸・胸のドキドキのセルフチェック — あてはまるものはありますか

動悸や胸のドキドキが気になっている方の、よくある感じ方です。

静かにしているときに、鼓動を強く感じる
横になったとき、特に気になる
緊張する場面のあとに出やすい
寝不足や疲れているときに出る気がする
検査を受けたが、はっきりした指摘はなかった
「また出るのでは」と気にしている自分がいる
呼吸が浅くなっていると感じることがある
肩や背中の張りも一緒にある

いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。

なぜ、休んでも、その場しのぎのケアでも変わらないのか

ここに来られる前に、あなたはきっと色々と試されてきたはずです。深呼吸、休養、カフェインを控える、気にしないようにする。落ち着いている日もあるけれど、疲れがたまるとまた同じ感じが戻ってくる。「異常はないのだから気のせい」と言われて、誰にも相談できなくなってしまう方も少なくありません。

実は、これには理由があります。動悸や胸のドキドキのようなお悩みは、どこか一か所に原因があるというよりも、体全体のバランスや、体の状態を24時間調整している神経のはたらきが深く関わっていることが少なくありません。その場のリラックスや一時的な対処では、土台にあたる部分は変わらないまま。だから、少し楽になってもまた元に戻ってしまう——これが繰り返しの正体です。

だからこそ向き合うべきなのは、「なぜ体がその状態になっているのか」という全体の視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。

動悸・胸のドキドキの背景として、考えられること

まず、医療機関での確認をおすすめします

動悸は、まず医療機関で確認していただくことを強くおすすめする症状です。背景の幅が広く、中には早く対応したほうがよいものも含まれるためです。神経整体T-Groupは、医療機関での確認を済ませたうえで、体の面からお手伝いできることを一緒に考える立場です。この順番は、必ず守っていただきたいところです。

気にするほど、感じやすくなるという性質

一度気になり始めると、鼓動に意識が向きやすくなります。すると、これまで気づかなかった程度の変化にも気づくようになり、それがさらに不安を呼ぶ——という循環が起こることがあります。これは意志が弱いからではなく、注意の向き方としてごく自然な反応です。この循環があること自体を知っておくと、少し距離を取りやすくなります。

呼吸と胸まわりの状態

呼吸が浅くなると、胸やお腹の動きが小さくなり、胸まわりの緊張が続きます。緊張が続く状態は、体を活動する側に保ちやすくもなります。動悸が気になる方に、呼吸の浅さや背中の張りが一緒にあることが多いのは、こうしたつながりがあるためです。胸だけでなく、背中や呼吸のしかたまで確かめる意味はここにあります。

神経整体とは — 「自律神経だけ」を見ない整体

神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。眠り、呼吸、体温、消化——意識しなくても続いているこれらのはたらきは、自律神経が24時間休まず調整しています。ただ、神経整体T-Groupは、こうしたお悩みを「自律神経の問題」とひとくくりにはしません。自律神経は、体を動かすさまざまな神経のはたらきの中の一つだからです。

ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、感覚を受け取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。自律神経の乱れとして表れているように見えても、その手前で体の支え方や感覚の受け取り方に無理が生じていることがあります。だからこそ、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。

同じ「疲れが抜けない」「よく眠れない」というお悩みでも、体の中で起きていることは人によって違います。ここを一律に扱わないことが、神経整体の出発点です。

施術では、手全体でやさしく触れる「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチを用います。強く押したり、関節を鳴らしたりはしません。緊張している体に強い刺激を加えることは、かえって負担になりうるからです。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、現在は全国140店舗以上の加盟院に広がっています。体には本来、自分で整おうとする力があります。神経の流れがスムーズになると、その力が発揮されやすくなる——神経整体は、無理に体を変えるのではなく、その後押しをするという考え方に立っています。

神経整体T-Groupの施術者。安心して相談できる笑顔で迎えます

体調のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか

「どこが悪いと言えないのに、行っていいのだろうか」——そう迷われる方は少なくありません。はっきりした痛みがなくても大丈夫です。おおまかな流れをご紹介します。

  • 1. お話をうかがう/一日の中でいつつらいか、眠りの状態、食欲、気分の波。うまく言葉にできなくても構いません。話しながら整理していければ十分です。
  • 2. 体の状態を確かめる/呼吸の深さ、力の抜け方、姿勢のくせなど。ご自身では気づきにくい緊張が見えてくることがあります。
  • 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれる、そっと触れるタッチです。強い刺激は加えません。施術中に眠ってしまう方もいらっしゃいます。
  • 4. これからの過ごし方をお伝えする/休み方や生活リズムなど、ご自宅でできることをお話しします。

医療機関で診てもらったほうがよいと考えられる場合は、その旨を率直にお伝えします。

リラクゼーションや、これまでのケアとどこが違うのか

気持ちよさを感じられる時間は、それ自体に価値があります。ただ、その日は楽になっても翌朝には戻っている——体調のお悩みで、この繰り返しに心当たりのある方は多いのではないでしょうか。

神経整体T-Groupは、心地よさを目的にした施術ではありません。目を向けるのは、だるさや眠りにくさという「結果」ではなく、その手前で体を24時間調整している神経のはたらきと、体全体のバランスという「土台」です。自律神経だけを切り離して扱うのではなく、あらゆる神経のつながりの中で、どこに乱れがあるのかを見極めていく。ここが、これまでのケアとの違いです。

神経整体T-Groupで施術者が丁寧に話を聞くカウンセリングの様子

体調のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること

私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「動悸・胸のドキドキ」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。

全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。

自律神経の変化は、数値でも確かめられています

神経整体は、施術の前後で自律神経の状態を実際に測定し、その変化を学会で報告してきました(疲労科学研究所製 自律神経測定センサーVM302を使用)。一般的な指圧のあとの変化が交感神経+41%・副交感神経+3%・神経機能全体+17%だったのに対し、神経整体のあとは交感神経+556%・副交感神経+554%・神経機能全体+380%と報告されています。第7回 大阪呼吸ケア・リハビリテーション研究会(2024年)、日本統合医療学会(2025年)などで発表されました。

※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

測定方法や発表の一覧は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 にまとめています。

日常で気をつけたいこと — 動悸・胸のドキドキとお付き合いするために

動悸が気になる方に、日ごろ意識していただきたいことです。

  • 吐く息を長くする/吸う時間の倍くらいかけて、ゆっくり吐いてください。体が休む側へ向かいやすくなります。
  • カフェインとお酒を見直す/量や時間帯によって、感じ方が変わる方がいらっしゃいます。
  • 寝不足を続けない/疲れているときに出やすいという自覚があるなら、そこが最初に手をつけるところです。
  • 出た場面を記録する/時間帯、そのときしていたこと、睡眠。医療機関に伝えるときにも役立ちます。
  • 胸まわりを締めつけない/きつい下着や衣類が、呼吸の浅さにつながることがあります。
こんなときは、まず医療機関へ胸の痛みを伴う、息苦しさが強い、意識が遠のく感じがある、脈が大きく乱れる、冷や汗を伴うといった場合は、すぐに医療機関を受診してください。動悸はまず医療機関で確認していただくことを強くおすすめします。

動悸・胸のドキドキでお悩みの方から、よくいただくご質問

Q. 検査では異常がないと言われました。それでも受けていいのでしょうか?

まず医療機関で検査を受けていただくことが何より大切で、それが済んでいるのは安心につながります。そのうえで、体の状態を24時間調整している神経のはたらきという面からお手伝いできることがあります。医療機関の判断を否定するものではありませんので、通院を続けながらご相談ください。

Q. 心臓の検査で問題なしと言われました。

緊急の問題がないと確認できたことは、とても大切な情報です。そのうえで続く動悸には、呼吸の浅さや胸まわりの緊張、体の調整の面が関わっていることがあります。問題なしと言われた方も、どうぞご相談ください。

Q. 施術中に動悸が出たらどうすればいいですか?

すぐにお知らせください。無理に続けることはありません。体勢を変える、いったん休む、その日は終了する——状況に応じて対応します。強い刺激を加える施術ではありませんので、その点はご安心ください。

Q. はっきりした痛みがないのですが、行ってもいいですか?

もちろんです。「どこが悪いと言えないけれど、なんとなくつらい」という状態でお越しになる方は少なくありません。強い力で押す施術ではなく、手全体でやさしく触れる施術ですので、体が疲れているときでも負担なく受けていただけます。

Q. 医療機関にかかっています。併用しても大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。医療機関での診断や方針を尊重したうえで、体づくりの面からお手伝いをするのが神経整体T-Groupです。お薬を飲まれている場合も、自己判断で調整せず、必ず主治医の指示に従ってください。今かかっている先生の判断を否定するものではありません。

Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?

お体の状態や、その状態がどのくらい続いているかによって一人ひとり異なります。体調に波がある時期は、間隔をつめたほうが変化を確かめやすいこともあります。その日の体調で予定が変わることもありますので、無理のないペースを一緒に考えていきます。

Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?

体は長い時間をかけて今の状態になっていますので、変化を感じ始めても、それが安定するまでにはある程度の時間が必要になることが多いです。だからこそ、その日の心地よさだけを目指すのではなく、生活のリズムもあわせて見ながら整えていくことを大切にしています。

つらさを気にせず外を元気に歩く男性

原因が分からない不調を、一人で抱え込まなくて大丈夫です

「またあの感じが来るのではと、いつも身構えてしまう」——そんな毎日は、暮らしから少しずつ余裕を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度安心して過ごせる毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。

まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。

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この記事の監修
田渕 達也(柔道整復師/タブチ神経整体院 総院長・神経整体T-Group 代表)
神経整体を体系化した創始者です。国家資格を持つ医療人が全国から1,000名以上学びに訪れ、医療機関や医療系専門学校でも導入・採用が進んでいます。学会でも継続的に研究発表を行っています。

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