「授乳のたびに前かがみになって、首と肩がガチガチ」
「抱っこを続けていたら、手首が痛くて力が入らない」
「休みたくても、赤ちゃんを置いておくわけにはいかない」
もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その授乳や抱っこからくる肩や手首のつらさは、決して「気のせい」でも「育児中だから仕方ない」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ笑って抱っこできる毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。
このページでは、なぜ授乳や抱っこからくる肩や手首のつらさが起こり、繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

授乳中の肩・手首のつらさとは、どのような状態なのか
授乳や抱っこの姿勢は、頭を前に落として背中を丸め、腕を前に出したまま長い時間を過ごすことになります。しかも一日に何度も、昼も夜も繰り返されます。体にとっては、休む間のない同じ姿勢の連続です。
ここで見落とされがちなのが、腕や手首の負担は「腕だけの問題ではない」ということです。腕を動かす指令は、首から出た神経が肩を通って伝わっています。授乳姿勢で首や肩まわりに負担が偏ると、その影響が腕から手首まで及ぶことがあります。しびれをともなう場合、原因となる場所は首・肘・手首とさまざまです。加えて、睡眠が細切れになり体が回復しきらないことも、つらさが積み重なる一因になります。
だからこそ、手首だけを固定しても、また同じ場所に戻ることがあります。今あなたの体で、首から腕、手首までのどこに負担が集まり、どの神経が乱れているのかを、体全体から見極めていく視点が必要になります。
授乳中の肩・手首のつらさのセルフチェック — あてはまるものはありますか
授乳や抱っこからくる肩・手首のつらさについて、よくある感じ方です。
いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。
なぜ、産後のケアを受けても元に戻ってしまうのか
ここに来られる前に、あなたはきっと色々と試されてきたはずです。授乳クッション、サポーター、抱き方を変える、寝られるときに寝る。それでも次の授乳がやってきて、休ませる時間が取れない。「今だけのことだから」と自分のつらさを後回しにしてしまう方が、本当に多くいらっしゃいます。
実は、これには理由があります。産後のケアの多くは、ゆるんだ場所を締める、硬いところをゆるめる——という形へのアプローチです。ですが、授乳や抱っこからくる肩や手首のつらさは、形そのものよりも、変わっていく体をどう支えるかを決めている神経の伝わり方が深く関わっていることがあります。抱っこや授乳で同じ姿勢が続く毎日の中では、支え方の偏りも積み重なっていきます。形だけを整えても、支え方が変わらなければ元へ戻ってしまう。これが繰り返しの正体です。
だからこそ向き合うべきなのは、「今のこの体は、どう支えようとしているのか」という視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。
授乳中の肩・手首のつらさの背景として、考えられること
「同じ姿勢を、一日に何度も」という条件
授乳は、一日に何度も、決まった姿勢で、長い時間続きます。しかも夜間も含まれます。一回ごとの負担は大きくなくても、回数と時間の合計は相当なものになります。しかも、その姿勢の多くは前かがみと、腕を前に出した形です。首・肩・腕へ負担が集まりやすい条件が、そろってしまっているのです。
手首の親指側が、特につらくなりやすい
赤ちゃんを抱き上げるとき、手首を反らせて親指を広げる形になりがちです。この形での持ち上げが繰り返されると、手首の親指側に負担が集中します。この時期は体の連結部分がゆるみやすい時期とも重なるため、以前は平気だった動作でつらくなることがあります。力が落ちたのではなく、条件が重なっているのです。
赤ちゃんを「上げる」か、自分が「下がる」か
授乳のとき、胸を赤ちゃんに近づけようとすると前かがみになります。逆に、クッションなどで赤ちゃんの位置を上げれば、前かがみにならずに済みます。同じ授乳でも、この違いだけで首と肩への負担が大きく変わります。日に何度も繰り返す動作だからこそ、ここを変える価値があります。
神経整体とは — 変化していく体に合わせて見極める整体
神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。妊娠、出産、そして産後——女性の体は、短い期間のあいだに姿勢も重心も大きく変わっていきます。ホルモンの波も重なり、体の使い方は以前と同じではなくなります。それなのに、日々の抱っこや授乳は待ってくれません。
神経整体T-Groupがこうしたお悩みに向き合うとき、大切にしているのは「今のこの体に、何が起きているのか」を確かめることです。以前の体を基準にするのでも、一般的な産後の型に当てはめるのでもありません。強い力でほぐしたり、骨盤を無理に動かしたりすることはなく、手全体でやさしく触れていきます。
ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みなどを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。体の状態が日々変わっていく時期だからこそ、この見極めが欠かせません。
施術に用いるのは、「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれる、そっと触れるやさしいタッチです。痛みを伴わないため、体力が戻りきっていない時期でも受けていただけます。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、全国140店舗以上の加盟院へ広がりました。体には本来、自分で整おうとする力が備わっています。神経の流れがスムーズになると、その力が働きやすくなる——神経整体は、その後押しをするという立場に立っています。

産後や女性特有のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか
「子どもを連れて行けるのか」「産後どのくらいから受けられるのか」というご質問をよくいただきます。対応は加盟院によって異なりますので、事前にご相談ください。おおまかな流れは次のとおりです。
- 1. お話をうかがう/出産からの経過、抱っこや授乳の姿勢、睡眠の取れ方。体のことだけでなく、今の生活のリズムもうかがいます。
- 2. 体の状態を確かめる/立ち方や重心、抱っこの姿勢のくせを見ていきます。以前の体と比べるのではなく、今の状態を基準に確かめます。
- 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるやさしいタッチです。骨盤を強く締めたり、体を無理に動かしたりはしません。
- 4. これからの過ごし方をお伝えする/抱っこの仕方や、短い時間でできる休み方などをお話しします。
体調やお子さんの状況で予定が変わることもあります。無理のない範囲で進めていきましょう。
産後向けのケアと、どこが違うのか
産後のケアというと、骨盤をベルトで締める、強く矯正するといった方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。神経整体T-Groupでは、そうした強い力を使う方法はとりません。体力が戻りきっていない時期に強い刺激を加えることは、かえって負担になりうると考えているためです。
見ているのは、つらさという「結果」ではなく、その手前で体へ指令を送っている神経の伝わり方と、変化していく体全体のバランスという「土台」です。決まった手順を全員に行うのではなく、その日の体の状態を確かめたうえで進めていく。「今のこの体に合わせる」という点が、一般的な産後ケアとの一番の違いです。

産後・女性のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること
私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「授乳中の肩・手首のつらさ」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。
全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。
神経整体は、医療の現場からも注目されています
神経整体は、街の整体院だけの手技ではありません。きたにし耳鼻咽喉科(北西剛院長)ではリハビリケアの一環として導入されているほか、呼吸器疾患のリハビリテーションやがん治療クリニックでも導入が始まっています。学会でも継続的に研究発表が行われており、施術前後の自律神経の変化は数値で測定・報告されています。体調が揺れやすい時期だからこそ、こうした裏づけのある場所を選んでいただきたいと考えています。
※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。
導入先や学会発表の詳細は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 をご覧ください。
日常で気をつけたいこと — 授乳中の肩・手首のつらさとお付き合いするために
授乳・抱っこによるつらさを減らすために、意識していただきたいことです。
- 赤ちゃんの位置を上げる/クッションを重ねて高さを作り、前かがみにならずに済むようにしてください。
- 抱き上げるときは、手首を反らさない/手のひらから前腕全体で支えると、手首への集中が減ります。
- 抱く側を、意識して入れ替える/利き手を空けたくなりますが、左右を交互にしてください。
- 背もたれを使う/授乳中に背中が丸まらないよう、後ろに支えを作ってください。
- 手首を休める時間を作る/握る動作から解放される時間を、意識的に。
授乳中の肩・手首のつらさでお悩みの方から、よくいただくご質問
Q. 赤ちゃんを連れて行っても大丈夫ですか?
お子さま連れで来院できる加盟院もあります。受け入れの体制は院によって異なりますので、ご予約の際に「赤ちゃん連れで伺いたい」とお伝えください。お近くの神経整体T-Groupの院にご相談いただければ、可能な形をご案内します。
Q. 授乳中でも受けられますか?
お薬を使う施術ではありませんので、授乳中でも問題ありません。手全体でやさしく触れるだけです。授乳の時間に合わせて予定を組みますので、遠慮なくお知らせください。
Q. 抱っこの回数を減らすことはできません。
減らしてくださいとはお願いしません。見ていくのは、同じ抱っこでもどこで支えているかという部分です。手首だけで支えているのか、前腕や体全体を使えているのか。ここが変わると、同じ回数でも積み重なり方が変わってきます。
Q. 産後どのくらいから受けられますか? 子どもを連れて行けますか?
お体の回復には個人差がありますので、産後の経過をうかがったうえで判断します。健診で経過に問題がないか確認されてからをおすすめしています。お子さん連れで受けられるかは加盟院によって異なりますので、ご予約の際にお尋ねください。
Q. 授乳中ですが、受けても大丈夫ですか?
お薬を使う施術ではありませんので、授乳中でも問題ありません。手全体でやさしく触れる施術で、骨盤を強く締めたり体を無理に動かしたりもしません。授乳の時間に合わせて予定を組みますので、遠慮なくお知らせください。
Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?
お体の状態と、今の生活のリズムによって一人ひとり異なります。この時期はご自身の予定どおりに動けないことも多いので、通いやすさを優先して一緒に決めていきます。予定の変更も気兼ねなくご相談ください。
Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?
抱っこや授乳で同じ姿勢が続く毎日は変わりませんので、体が新しい支え方に慣れて安定するまでには、ある程度の時間がかかることが多いです。だからこそ、施術だけでなく、日常の抱き方や短い時間でできる休み方もあわせてお伝えしています。

「私さえ我慢すれば」と、抱え込まなくて大丈夫です
「自分のことは後回しで、つらさをこらえている」——そんな毎日は、暮らしから少しずつ余裕を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度笑って抱っこできる毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。
まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。
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