更年期の揺らぎ

明るい院内で背中にやさしく手をあてる神経整体T-Groupの施術

「急にほてって汗が出たり、逆に冷えたりと、体が定まらない」
「気分の波が大きく、自分でもコントロールしづらい」
「だるさや眠りの浅さも重なって、以前の自分と違う気がする」

もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その揺らぎは、決して「気のせい」でも「わがまま」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ穏やかな毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。

このページでは、更年期の揺らぎと体との関わり、なぜこれまでのケアでなかなか変化を感じられなかったのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

赤ちゃんを抱きながら腰のつらさを感じているお母さん

更年期の揺らぎとは、どのような状態なのか

更年期は、女性の体が人生の節目を迎える、自然な移り変わりの時期です。この時期はホルモンのはたらきが大きく揺れ動き、その影響を体のあちこちで受けやすくなります。ほてり、汗、冷え、気分の波、だるさ、眠りの浅さ——いくつもの揺らぎが重なって感じられるのが特徴です。

このホルモンの揺れを、体のなかで受け止め、調整しようとしているのが自律神経です。活動と休息の切り替えや、体温・めぐりの調整を担う自律神経が、大きな揺れを受け止めきれないと、さまざまな不調としてあらわれやすくなります。だからこそ、更年期の揺らぎの背景には、ホルモンだけでなく、体全体のバランスや神経のはたらきが関わっていることが少なくありません。

ここで大切なのは、体の調整を担う神経は、体全体の神経のはたらきと切り離せないということです。だからこそ神経整体では、体のあらゆる神経に目を向け、体を整えることを通して、この揺らぎの時期を穏やかに過ごせる後押しをしたいと考えています。

こんなときは、まず医療機関へつらさが強いときや、出血の乱れ・動悸などが気になるときは、まず婦人科にご相談ください。そのうえで神経整体をご活用いただくのが安心です。

更年期の揺らぎのセルフチェック — あてはまるものはありますか

更年期の心と体の揺らぎを感じている方の、よくある感じ方です。

急に体が熱くなったり、汗が出たりする
日によって、気分の波が大きい
眠りが浅く、途中で目が覚める
以前は気にならなかったことに、いらだつ
肩こりや腰の重さも、あわせて強くなった
疲れが抜けにくくなった
「歳だから」と言われて、相談しにくい
家族にも、うまく説明できない

いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。

なぜ、休んでも疲れが抜けていかないのか

ここに来られる前に、あなたはきっと「歳のせいだから」「みんな通る道だから」と、一人で抱えてこられたはずです。少し落ち着いてもまた揺れ戻し、「以前の自分に戻れないのでは」と、心細い思いをされてきた方も少なくありません。

実は、これには理由があります。更年期の心と体の揺らぎのようなお悩みは、どこか一か所に原因があるというよりも、体全体のバランスや、体の状態を24時間調整している神経のはたらきが深く関わっていることが少なくありません。その場のリラックスや一時的な対処では、土台にあたる部分は変わらないまま。だから、少し楽になってもまた元に戻ってしまう——これが繰り返しの正体です。

だからこそ向き合うべきなのは、「なぜ体がその状態になっているのか」という全体の視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。

更年期の揺らぎの背景として、考えられること

まず、婦人科での相談をおすすめします

更年期の揺らぎは、婦人科で相談できるものです。お薬や、体の状態に応じた対応の選択肢があります。我慢して過ごす必要はありません。神経整体T-Groupは、そうした医療の選択肢と並んで、体づくりの面から並行してお手伝いをする立場です。どちらか一方を選ぶ必要はありません。

体は、大きな切り替えの時期にあります

この時期、体は長年続いてきたリズムから、新しい状態へ移っていきます。切り替えの最中は、調整が安定しにくくなります。急に熱くなる、眠りが浅くなる、気分が揺れる——これらは、調整が新しい状態を探している過程で起きていることです。「自分がおかしくなった」わけではありません。

揺らぎに応じる、体の余力

同じ時期を過ごしても、揺らぎ方は人によって違います。この差を生んでいるものの一つが、揺らぎに応じるための体の余力です。眠れているか、緊張が抜けているか、体に負担が積み上がっていないか。神経整体T-Groupが体全体の状態を確かめるのは、この余力の部分に手がかりがあると考えているためです。

神経整体とは — 変化していく体に合わせて見極める整体

神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。妊娠、出産、そして産後——女性の体は、短い期間のあいだに姿勢も重心も大きく変わっていきます。ホルモンの波も重なり、体の使い方は以前と同じではなくなります。それなのに、日々の抱っこや授乳は待ってくれません。

神経整体T-Groupがこうしたお悩みに向き合うとき、大切にしているのは「今のこの体に、何が起きているのか」を確かめることです。以前の体を基準にするのでも、一般的な産後の型に当てはめるのでもありません。強い力でほぐしたり、骨盤を無理に動かしたりすることはなく、手全体でやさしく触れていきます。

ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みなどを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。体の状態が日々変わっていく時期だからこそ、この見極めが欠かせません。

施術に用いるのは、「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれる、そっと触れるやさしいタッチです。痛みを伴わないため、体力が戻りきっていない時期でも受けていただけます。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、全国140店舗以上の加盟院へ広がりました。体には本来、自分で整おうとする力が備わっています。神経の流れがスムーズになると、その力が働きやすくなる——神経整体は、その後押しをするという立場に立っています。

神経整体T-Groupの施術者。安心して相談できる笑顔で迎えます

産後や女性特有のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか

「子どもを連れて行けるのか」「産後どのくらいから受けられるのか」というご質問をよくいただきます。対応は加盟院によって異なりますので、事前にご相談ください。おおまかな流れは次のとおりです。

  • 1. お話をうかがう/出産からの経過、抱っこや授乳の姿勢、睡眠の取れ方。体のことだけでなく、今の生活のリズムもうかがいます。
  • 2. 体の状態を確かめる/立ち方や重心、抱っこの姿勢のくせを見ていきます。以前の体と比べるのではなく、今の状態を基準に確かめます。
  • 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるやさしいタッチです。骨盤を強く締めたり、体を無理に動かしたりはしません。
  • 4. これからの過ごし方をお伝えする/抱っこの仕方や、短い時間でできる休み方などをお話しします。

体調やお子さんの状況で予定が変わることもあります。無理のない範囲で進めていきましょう。

産後向けのケアと、どこが違うのか

産後のケアというと、骨盤をベルトで締める、強く矯正するといった方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。神経整体T-Groupでは、そうした強い力を使う方法はとりません。体力が戻りきっていない時期に強い刺激を加えることは、かえって負担になりうると考えているためです。

見ているのは、つらさという「結果」ではなく、その手前で体へ指令を送っている神経の伝わり方と、変化していく体全体のバランスという「土台」です。決まった手順を全員に行うのではなく、その日の体の状態を確かめたうえで進めていく。「今のこの体に合わせる」という点が、一般的な産後ケアとの一番の違いです。

神経整体T-Groupで施術者が丁寧に話を聞くカウンセリングの様子

産後・女性のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること

私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「更年期の揺らぎ」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。

全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。

神経整体は、医療の現場からも注目されています

神経整体は、街の整体院だけの手技ではありません。きたにし耳鼻咽喉科(北西剛院長)ではリハビリケアの一環として導入されているほか、呼吸器疾患のリハビリテーションやがん治療クリニックでも導入が始まっています。学会でも継続的に研究発表が行われており、施術前後の自律神経の変化は数値で測定・報告されています。体調が揺れやすい時期だからこそ、こうした裏づけのある場所を選んでいただきたいと考えています。

※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

導入先や学会発表の詳細は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 をご覧ください。

日常で気をつけたいこと — 更年期の揺らぎとお付き合いするために

更年期の揺らぎとお付き合いされている方へ。無理のない範囲で構いません。

  • 起きる時間を一定にする/リズムが安定すると、揺らぎに応じる余力が保たれやすくなります。
  • 脱ぎ着しやすい服装にする/急に熱くなる場面に備えられると、外出の不安が減ります。
  • 体を動かす機会を作る/散歩でも構いません。眠りの深さにもつながります。
  • 調子の記録をつける/どんな日がつらいのか。婦人科に相談するときにも役立ちます。
  • 一人で抱えない/家族に説明しにくいときは、まず医療者に話してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ不正な出血がある、気分の落ち込みが強く日常生活に支障が出ている、動悸や息苦しさが強いといった場合は、まず医療機関を受診してください。我慢して過ごす必要はありません。

更年期の揺らぎでお悩みの方から、よくいただくご質問

Q. 更年期の不調も、整体でみてもらえるのですか?

はい。更年期の揺らぎの背景には、ホルモンのはたらきだけでなく、それを受け止める自律神経や体全体のバランスが関わっていることが少なくありません。神経整体では、体を整えることを通して、この時期を穏やかに過ごせる後押しをしたいと考えています。婦人科でのケアと合わせて受けていただくこともできます。

Q. 婦人科でお薬を処方されています。整体も受けていいですか?

はい、併用していただけます。医療機関での方針を尊重したうえで、体づくりの面からお手伝いをします。お薬については、必ず処方元の指示に従ってください。私たちが判断することはありません。

Q. 更年期だから仕方ない、と言われました。

時期による変化はありますが、「だから何もできない」ということではありません。同じ時期を過ごしても、過ごしやすさには差があります。その差を生んでいる条件のほうを、一緒に見ていければと思います。

Q. 産後どのくらいから受けられますか? 子どもを連れて行けますか?

お体の回復には個人差がありますので、産後の経過をうかがったうえで判断します。健診で経過に問題がないか確認されてからをおすすめしています。お子さん連れで受けられるかは加盟院によって異なりますので、ご予約の際にお尋ねください。

Q. 授乳中ですが、受けても大丈夫ですか?

お薬を使う施術ではありませんので、授乳中でも問題ありません。手全体でやさしく触れる施術で、骨盤を強く締めたり体を無理に動かしたりもしません。授乳の時間に合わせて予定を組みますので、遠慮なくお知らせください。

Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?

お体の状態と、今の生活のリズムによって一人ひとり異なります。この時期はご自身の予定どおりに動けないことも多いので、通いやすさを優先して一緒に決めていきます。予定の変更も気兼ねなくご相談ください。

Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?

抱っこや授乳で同じ姿勢が続く毎日は変わりませんので、体が新しい支え方に慣れて安定するまでには、ある程度の時間がかかることが多いです。だからこそ、施術だけでなく、日常の抱き方や短い時間でできる休み方もあわせてお伝えしています。

つらさを気にせず外を元気に歩く男性

「私さえ我慢すれば」と、抱え込まなくて大丈夫です

「以前の自分と違う」——そのとまどいを、一人で抱えてこられたかもしれません。けれど、この揺らぎの時期を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度自分らしい穏やかさを取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。

まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。

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この記事の監修
田渕 達也(柔道整復師/タブチ神経整体院 総院長・神経整体T-Group 代表)
神経整体を体系化した創始者です。国家資格を持つ医療人が全国から1,000名以上学びに訪れ、医療機関や医療系専門学校でも導入・採用が進んでいます。学会でも継続的に研究発表を行っています。

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