こむら返り(脚がつる)

神経整体T-Groupで膝まわりの状態を丁寧に確認する様子

「夜中や明け方に、ふくらはぎが突然つって、痛みで目が覚める」
「運動をしていると、決まって脚がつってしまう」
「一度つると数日痛みが残り、またいつ起こるかと不安になる」

もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その脚のつりは、決して「気のせい」でも「体質だから仕方ない」でもありません。同じように繰り返し悩まれた方が、少しずつ穏やかな眠りや運動を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。

このページでは、そもそもこむら返りはなぜ起こるのか、なぜ繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

立ち上がるときに膝のつらさを感じている女性

こむら返り(脚がつる)とは、どのような状態なのか

こむら返りは、ふくらはぎなどの筋肉が、自分の意思とは関係なく強く縮んでしまい、痛みをともなう状態です。多くは一時的ですが、それが夜ごと、あるいは運動のたびに繰り返されると、日々の暮らしや眠りに大きく影響してきます。

その背景には、体の水分やミネラルのバランス、冷えや疲れ、そして筋肉に「縮め」「ゆるめ」と指令を送っている神経のはたらきなど、いくつもの要素が関わっていると言われています。つまり、つっているのはふくらはぎでも、その大もとは体全体のコンディションや神経のはたらきにあることが少なくないのです。

だからこそ、つった場所だけを見ても、なかなか繰り返しから抜け出せないことがあります。今あなたの体で、どこに負担がかかり、どの神経が乱れているのかを、体全体から見極めていく視点が必要になります。

こんなときは、まず医療機関へこむら返りの多くは、筋疲労や脱水などが関係すると考えられています。一方で、糖尿病や血流の障害、神経の病気、腎臓・肝臓・甲状腺などの病気が隠れている場合もあります。頻繁に繰り返す場合や、しびれ・筋力低下・脚の腫れなどを伴う場合は、まず医療機関へご相談ください。

こむら返り(脚がつる)のセルフチェック — あてはまるものはありますか

こむら返りを繰り返している方の、よくある感じ方です。

夜中や明け方に、ふくらはぎがつって目が覚める
足首を伸ばした拍子につることが多い
起きたあとも、しばらく張りが残る
一日中立ち仕事、または歩く量が多い
汗をかいた日や、暑い時期に増える
水分をあまり取っていない自覚がある
冷房の効いた部屋で寝ている
週に何度も繰り返している

いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。

なぜ、温めても電気をあてても、また同じ場所がつらくなるのか

ここに来られる前に、あなたはきっと色々と試されてきたはずです。ストレッチ、水分をとる、温める、市販のケア用品。それでも、またしばらくすると同じように脚がつってしまう。「もう付き合っていくしかないのか」とあきらめかけてしまう方も少なくありません。

実は、これには理由があります。多くの施術は「痛い場所」を直接どうにかしようとします。もちろん、それで一時的に軽く感じることはあります。ですが、脚がつる、こむら返りは、その場所そのものよりも、体重をどう受け渡すかを決めている神経の伝わり方と、体全体の支え方が深く関わっていることがあります。支え方が変わらないかぎり、同じ場所に負担が集まり続ける。これが「その場しのぎ」を繰り返してしまう正体です。

だからこそ向き合うべきなのは、「なぜ、そこに体重が偏ってしまうのか」という全身の視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。

こむら返り(脚がつる)の背景として、考えられること

夜中に起こりやすいのには、いくつか理由があります

眠っているあいだは体を動かさないため、脚のめぐりが滞りやすくなります。加えて、布団の中では足首が自然と伸びた形になり、ふくらはぎが縮んだ状態で長時間過ごすことになります。ここで少し体をひねったり、寝返りを打ったりした拍子に、縮んでいた筋肉が過剰に反応する——夜中や明け方に多いのは、こうした条件が重なるためです。

日中の使い方が、夜に出てきます

立ち仕事や長時間の歩行で、ふくらはぎは一日中働き続けています。日中は動いているので気づきませんが、その疲れは夜まで持ち越されます。「なぜ何もしていない夜に起こるのか」と不思議に思われますが、原因は夜にあるのではなく、日中の積み重ねが夜に表面化していると考えると筋が通ります。

足先への伝わり方という視点

ふくらはぎの筋肉は、腰のあたりから続く神経の指令で動いています。つまり、脚だけの問題として完結していないことがあります。神経整体T-Groupが、つっている場所だけでなく腰から脚全体までを確かめるのは、この伝わり方に目を向けるためです。ふくらはぎを揉むだけでは繰り返してしまう方に、別の視点をお伝えできることがあります。

神経整体とは — 体の末端と司令塔の「往復」を整える整体

神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。膝や脚は、体の中でもっとも脳から遠い場所にあります。地面をとらえた情報を脳へ送り返し、脳から降りてきた指令を受けて体を支える——この長い往復が、毎日休みなく続いています。往復のどこかで伝わり方が乱れると、支え方に無理が生まれ、特定の場所へ負担が偏っていきます。

神経整体T-Groupが膝や脚のお悩みに向き合うとき、膝そのものだけを見ることはしません。その膝に、どんな支え方をさせてしまっているのか。体の重みをどう受け渡しているのか。そこを確かめていきます。強い力でほぐしたり、関節を鳴らしたりする施術は行いません。

ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みやしびれを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。同じ場所につらさが出ていても、その背景にある乱れは人によって違うからです。

施術は、手全体でやさしく触れる「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチで行います。強い刺激を必要としないため、ご高齢の方や、力を加えられるのが怖いという方にも受けていただけます。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、全国140店舗以上の加盟院へ広がりました。体が本来持っている、自分で整おうとする力——神経整体は、それが働きやすい状態へ導くという考え方に立っています。

神経整体T-Groupの施術者。安心して相談できる笑顔で迎えます

膝や脚のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか

「歩くのがつらいのに、通えるだろうか」と迷われる方もいらっしゃいます。神経整体T-Groupでは、体に負担のかかる姿勢を長く続けていただくことはありません。おおまかな流れをご紹介します。

  • 1. お話をうかがう/どの動作でつらいのか(立ち上がる、階段、歩きはじめ)、いつからか、片側だけか両側か。生活の中の具体的な場面をうかがいます。
  • 2. 支え方と体重のかけ方を確かめる/立ち方、歩き方、左右のバランスを見ます。膝や足のつらさは、体重の受け渡し方に表れることが多いためです。
  • 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチです。膝を強く曲げ伸ばししたり、痛む場所を押し込んだりはしません。
  • 4. これからの過ごし方をお伝えする/歩き方や靴の選び方など、日常で気をつけられることをお伝えします。

通う回数や間隔は、体の状態とご都合に合わせて一緒に決めていきます。

これまで通われた場所と、どこが違うのか

膝や脚のつらさに対して、痛む場所を温める、ゆるめる、電気をあてる——そうしたケアを続けてこられた方は多いと思います。その場の軽さは得られても、体重の受け渡し方が変わらないかぎり、同じ場所に負担が集まり続けます。

神経整体T-Groupは、刺激の強さで変化を出そうとはしません。見ているのは、痛みという「結果」ではなく、その手前で体を支える指令がどう伝わっているかという「土台」の部分です。膝だけを見るのではなく、その膝に無理をさせている全体の使い方まで含めて整えていく。「痛いところだけを追いかけない」からこそ、これまでとは違う変化を感じていただけることがあります。

神経整体T-Groupで施術者が丁寧に話を聞くカウンセリングの様子

膝や脚のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること

私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「こむら返り(脚がつる)」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。

全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。

神経整体は、学会でも研究発表が行われています

神経整体は、施術による体の変化を「感覚」ではなく「数値」で確かめてきました。疲労科学研究所製の自律神経測定センサーVM302を用いた測定では、一般的な指圧のあとの神経機能全体の変化が+17%だったのに対し、神経整体のあとは+380%と報告されています。この結果は、日本顔学会大会や大阪呼吸ケア・リハビリテーション研究会などで発表されています。

※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

測定の詳細や学会発表の一覧は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 にまとめています。

日常で気をつけたいこと — こむら返り(脚がつる)とお付き合いするために

こむら返りを減らすために、日ごろ意識していただきたいことです。

  • 水分をこまめに取る/のどが渇く前に少しずつ。特に汗をかいた日と、寝る前の一杯は意識してください。
  • 寝る前にふくらはぎを軽く伸ばす/壁に手をついて、後ろ足のかかとを床につけたまま20秒ほど。強く伸ばす必要はありません。
  • ふくらはぎを冷やさない/冷房の風が脚に直接当たらないようにしてください。夏場でも薄い掛け物を。
  • 布団を重くしない/重い掛け布団は足首を伸ばした形で固定します。
  • つったときは、ゆっくり足首を手前に引く/急に強く引かず、少しずつ。落ち着いたら温めてください。
こんなときは、まず医療機関へ頻度が急に増えた、片脚だけ腫れて熱をもっている、しびれや力の入りにくさを伴うといった場合は、別の背景が考えられます。まず医療機関にご相談ください。お薬を飲まれている方は、その影響について処方元にご確認ください。

こむら返り(脚がつる)でお悩みの方から、よくいただくご質問

Q. こむら返りは、脚の問題ではないのですか?

つっているのはふくらはぎでも、その背景には体全体のコンディションや、筋肉に指令を送る神経のはたらきが関わっていることが少なくありません。神経整体では、つった場所だけでなく、体全体と神経のはたらきまで含めて見極めていきます。

Q. 水分やミネラルを取れば防げますか?

不足しているなら、補うことは大切です。ただ、十分に取っていてもつる方はいらっしゃいます。その場合、日中の脚の使い方や、腰から脚への伝わり方といった別の要素が関わっている可能性があります。両方を見ていくのが確実です。

Q. 毎晩のように起こります。どこか悪いのでしょうか?

頻度が高い場合、まず医療機関で確認していただくことをおすすめします。お薬の影響や、他の要因が関わっていることもあるためです。そのうえで、体の面から見ていけることを一緒に考えていきましょう。

Q. 痛い場所を押されませんか? 高齢でも受けられますか?

痛む場所を押し込んだり、膝を無理に曲げ伸ばししたりすることはありません。手全体でやさしく触れる施術ですので、ご高齢の方や、脚に力を加えられるのが怖いという方にも受けていただいています。まずはお体の状態を丁寧にうかがうところから始めます。

Q. 整形外科にも通っています。併用しても大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。医療機関での診断や方針を尊重したうえで、体づくりの面からお手伝いをするのが神経整体T-Groupです。今かかっている先生の判断を否定するものではありませんので、安心して続けてください。

Q. 歩くのがつらいのですが、通えるでしょうか?

移動が負担になる場合は、間隔や時間帯を相談しながら進めていきます。院までの行き方でご不安があれば、事前にお知らせください。通う回数も、お体の状態とご都合に合わせて一緒に決めていきますので、無理のない形で始めていただけます。

Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?

脚は毎日体重を支え続ける場所ですので、体重の受け渡し方が新しい状態に慣れるまでには、ある程度の時間がかかることが多いです。だからこそ、その場だけでなく、歩き方や日常の動作もあわせて見ながら、少し先を見すえて整えていくことを大切にしています。

つらさを気にせず外を元気に歩く男性

歩くことをあきらめなくて、大丈夫です

「またつるかもしれない」という不安は、眠りや運動から安心を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度穏やかな毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。

まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。

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この記事の監修
田渕 達也(柔道整復師/タブチ神経整体院 総院長・神経整体T-Group 代表)
神経整体を体系化した創始者です。国家資格を持つ医療人が全国から1,000名以上学びに訪れ、医療機関や医療系専門学校でも導入・採用が進んでいます。学会でも継続的に研究発表を行っています。

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