股関節の痛み

神経整体T-Groupで膝まわりの状態を丁寧に確認する様子

「歩くときや脚を動かすとき、脚のつけ根に痛みが出る」
「あぐらがかきにくい、靴下をはく姿勢がつらい」
「かばって歩くうちに、腰や膝まで痛くなってきた」

もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。その股関節のつらさは、決して「気のせい」でも「歳だから仕方ない」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ本来の動きを取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。

このページでは、そもそも股関節の痛みはどこから来るのか、なぜこれまでのケアでなかなか変化を感じられなかったのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

立ち上がるときに膝のつらさを感じている女性

股関節の痛みとは、どのような状態なのか

股関節は、上半身の重さを受け止めながら、脚を大きく動かす、体の中でもとても重要な関節です。ここに痛みやこわばりが出ると、歩く・立つ・座るといった毎日の基本的な動きがつらくなり、生活全体に影響してきます。

股関節の負担は、股関節そのものだけでなく、骨盤や腰、膝、そして体全体のバランスや歩き方のクセと深く関わっていることが少なくありません。かばって歩くうちに腰や膝まで痛くなる、というのは、体がつながっている何よりの証拠です。だからこそ、痛いつけ根だけを見ても、なかなか根本は変わりにくいのです。

そして忘れてはならないのが、その痛みを最終的に感じ取っているのは「神経」だということです。今あなたの体で、どこに負担が集中し、どの神経が乱れているのかを、骨盤から脚全体を含めて見極めていく視点が必要になります。

こんなときは、まず医療機関へ体重をかけると強く痛む、発熱をともなう、急に歩きにくくなったといったときは、まず医療機関を受診してください。そのうえで神経整体をご活用いただくのが安心です。

股関節の痛みのセルフチェック — あてはまるものはありますか

股関節のつらさが続いている方の、よくある感じ方です。

足の付け根の前側、または外側につらさが出る
靴下をはく、足の爪を切る動作がしにくい
立ち上がりの一歩目がつらい
あぐらをかくと、股関節が引っかかる感じがする
長く歩くと、お尻の横あたりが重くなる
歩き方が変わったと言われたことがある
左右で、脚の開き方に差がある
腰や膝にも、あわせてつらさがある

いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。

なぜ、温めても電気をあてても、また同じ場所がつらくなるのか

ここに来られる前に、あなたはきっと色々なところへ通われたはずです。マッサージ、電気、湿布、ストレッチ。その場では少しやわらいでも、数日するとまた同じ痛みが戻ってくる。「この先ずっと付き合っていくしかないのか」と気持ちが沈んでしまう方も少なくありません。

実は、これには理由があります。多くの施術は「痛い場所」を直接どうにかしようとします。もちろん、それで一時的に軽く感じることはあります。ですが、股関節の痛みやこわばりは、その場所そのものよりも、体重をどう受け渡すかを決めている神経の伝わり方と、体全体の支え方が深く関わっていることがあります。支え方が変わらないかぎり、同じ場所に負担が集まり続ける。これが「その場しのぎ」を繰り返してしまう正体です。

だからこそ向き合うべきなのは、「なぜ、そこに体重が偏ってしまうのか」という全身の視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。

股関節の痛みの背景として、考えられること

股関節は、上半身と下半身の受け渡し役です

股関節は、上半身の重さを脚へ渡し、地面からの力を上半身へ返す、中継の役割を担っています。しかも、前後・左右・回旋と、あらゆる方向へ動ける関節です。自由度が高いぶん、支え方の偏りがそのまま現れやすい場所でもあります。腰と膝の両方につらさが出ている方の場合、そのあいだにある股関節が関わっていることは少なくありません。

動きの範囲が狭くなると、腰と膝が代わりに動きます

股関節が動きにくくなると、体はその分を上下で補おうとします。上で補えば腰が、下で補えば膝が余分に動くことになります。腰と膝を順番に痛めてきた——という経過をたどる方がいらっしゃるのは、この連鎖が背景にあることがあります。だから、つらいのが股関節でなくても、ここを確かめる意味があります。

左右差が積み重なりやすい場所

片足重心で立つ、いつも同じ側で脚を組む、同じ側に荷物を持つ。日常の小さな偏りは、股関節の高さや開きやすさの差として蓄積していきます。左右で脚の開き方が違うという自覚がある方は、その差がどこから来ているのかを確かめてみる価値があります。

神経整体とは — 体の末端と司令塔の「往復」を整える整体

神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。膝や脚は、体の中でもっとも脳から遠い場所にあります。地面をとらえた情報を脳へ送り返し、脳から降りてきた指令を受けて体を支える——この長い往復が、毎日休みなく続いています。往復のどこかで伝わり方が乱れると、支え方に無理が生まれ、特定の場所へ負担が偏っていきます。

神経整体T-Groupが膝や脚のお悩みに向き合うとき、膝そのものだけを見ることはしません。その膝に、どんな支え方をさせてしまっているのか。体の重みをどう受け渡しているのか。そこを確かめていきます。強い力でほぐしたり、関節を鳴らしたりする施術は行いません。

ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みやしびれを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。同じ場所につらさが出ていても、その背景にある乱れは人によって違うからです。

施術は、手全体でやさしく触れる「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチで行います。強い刺激を必要としないため、ご高齢の方や、力を加えられるのが怖いという方にも受けていただけます。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、全国140店舗以上の加盟院へ広がりました。体が本来持っている、自分で整おうとする力——神経整体は、それが働きやすい状態へ導くという考え方に立っています。

神経整体T-Groupの施術者。安心して相談できる笑顔で迎えます

膝や脚のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか

「歩くのがつらいのに、通えるだろうか」と迷われる方もいらっしゃいます。神経整体T-Groupでは、体に負担のかかる姿勢を長く続けていただくことはありません。おおまかな流れをご紹介します。

  • 1. お話をうかがう/どの動作でつらいのか(立ち上がる、階段、歩きはじめ)、いつからか、片側だけか両側か。生活の中の具体的な場面をうかがいます。
  • 2. 支え方と体重のかけ方を確かめる/立ち方、歩き方、左右のバランスを見ます。膝や足のつらさは、体重の受け渡し方に表れることが多いためです。
  • 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチです。膝を強く曲げ伸ばししたり、痛む場所を押し込んだりはしません。
  • 4. これからの過ごし方をお伝えする/歩き方や靴の選び方など、日常で気をつけられることをお伝えします。

通う回数や間隔は、体の状態とご都合に合わせて一緒に決めていきます。

これまで通われた場所と、どこが違うのか

膝や脚のつらさに対して、痛む場所を温める、ゆるめる、電気をあてる——そうしたケアを続けてこられた方は多いと思います。その場の軽さは得られても、体重の受け渡し方が変わらないかぎり、同じ場所に負担が集まり続けます。

神経整体T-Groupは、刺激の強さで変化を出そうとはしません。見ているのは、痛みという「結果」ではなく、その手前で体を支える指令がどう伝わっているかという「土台」の部分です。膝だけを見るのではなく、その膝に無理をさせている全体の使い方まで含めて整えていく。「痛いところだけを追いかけない」からこそ、これまでとは違う変化を感じていただけることがあります。

神経整体T-Groupで施術者が丁寧に話を聞くカウンセリングの様子

膝や脚のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること

私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「股関節の痛み」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。

全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。

神経整体は、学会でも研究発表が行われています

神経整体は、施術による体の変化を「感覚」ではなく「数値」で確かめてきました。疲労科学研究所製の自律神経測定センサーVM302を用いた測定では、一般的な指圧のあとの神経機能全体の変化が+17%だったのに対し、神経整体のあとは+380%と報告されています。この結果は、日本顔学会大会や大阪呼吸ケア・リハビリテーション研究会などで発表されています。

※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

測定の詳細や学会発表の一覧は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 にまとめています。

日常で気をつけたいこと — 股関節の痛みとお付き合いするために

股関節のつらさとお付き合いされている方に、意識していただきたいことです。

  • 片足重心で立たない/気づいたときに両足へ体重を分ける、それだけで積み重なり方が変わります。
  • 脚を組むくせに気づく/組むこと自体より、いつも同じ側であることが偏りにつながります。
  • 座りっぱなしを避ける/座り姿勢は股関節を曲げたまま固定します。1時間に一度は立ち上がってください。
  • 歩く機会を残す/動かさないでいると、動く範囲がそのまま狭くなっていきます。
  • 深くしゃがみ込む姿勢に気をつける/引っかかる感じがある場合は、無理に繰り返さないでください。
こんなときは、まず医療機関へ歩けないほど強い、脚の長さが変わった感じがする、転倒のあとから続いている、腫れや熱をもっているといった場合は、まず医療機関を受診してください。

股関節の痛みでお悩みの方から、よくいただくご質問

Q. 股関節が痛いのに、腰や膝もみるのですか?

股関節の負担は、骨盤や腰、膝、体全体のバランスと深く関わっています。かばって歩くうちに別の場所が痛くなるのも、体がつながっているからです。神経整体では、痛むつけ根だけでなく、骨盤から脚全体、神経のはたらきまで含めて見極めていきます。

Q. あぐらや正座がつらいです。無理に動かされませんか?

無理に開いたり曲げたり、痛みをがまんさせるようなことはありません。手全体でやさしく触れる施術ですので、動かすのがこわい方にも受けていただいています。今どの姿勢がつらいのかをうかがいながら、無理のない形で進めていきます。

Q. 股関節を開くストレッチをしていますが、続けていいですか?

心地よい範囲であれば構いません。ただ、引っかかる感じがあるところへ無理に開こうとすると、かえって負担になることがあります。特に、翌日つらさが強くなる場合は、やり方か強さが合っていない可能性があります。一度お聞かせください。

Q. 腰も膝もつらいのですが、どこから見ればいいですか?

まさにそういう場合こそ、あいだにある股関節を確かめる意味があります。どこか一か所を選ぶのではなく、上下のつながりの中でどこが動けていないのかを見ていきます。順番はこちらで判断しますので、気になる場所はすべてお話しください。

Q. 痛い場所を押されませんか? 高齢でも受けられますか?

痛む場所を押し込んだり、膝を無理に曲げ伸ばししたりすることはありません。手全体でやさしく触れる施術ですので、ご高齢の方や、脚に力を加えられるのが怖いという方にも受けていただいています。まずはお体の状態を丁寧にうかがうところから始めます。

Q. 整形外科にも通っています。併用しても大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。医療機関での診断や方針を尊重したうえで、体づくりの面からお手伝いをするのが神経整体T-Groupです。今かかっている先生の判断を否定するものではありませんので、安心して続けてください。

Q. 歩くのがつらいのですが、通えるでしょうか?

移動が負担になる場合は、間隔や時間帯を相談しながら進めていきます。院までの行き方でご不安があれば、事前にお知らせください。通う回数も、お体の状態とご都合に合わせて一緒に決めていきますので、無理のない形で始めていただけます。

つらさを気にせず外を元気に歩く男性

歩くことをあきらめなくて、大丈夫です

「脚のつけ根が痛くて、歩くのがおっくう」——そんな毎日は、あなたの世界を少しずつ狭くしてしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度自分の足で出かける楽しさを取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。

まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。

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この記事の監修
田渕 達也(柔道整復師/タブチ神経整体院 総院長・神経整体T-Group 代表)
神経整体を体系化した創始者です。国家資格を持つ医療人が全国から1,000名以上学びに訪れ、医療機関や医療系専門学校でも導入・採用が進んでいます。学会でも継続的に研究発表を行っています。

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