「何もないところで、つま先が引っかかる」
「段差でもないのに、ヒヤッとすることが増えた」
「転ぶのが怖くて、外出がおっくうになってきた」
もしあなたが今こんな毎日を過ごしているなら、はじめにお伝えしたいことがあります。そのつまずきやすさや、足の上がりにくさは、決して「気のせい」でも「年だから仕方ない」でもありません。同じように悩まれた方が、少しずつ安心して出かけられる毎日を取り戻していく——そんな姿を、私たち神経整体T-Groupは全国で見てきました。
このページでは、なぜつまずきやすさや、足の上がりにくさが起こり、繰り返してしまうのか、そして「神経整体」という体へのアプローチが何を大切にしているのかを、分かりやすくお伝えしていきます。

つまずきやすい・足が上がりにくいとは、どのような状態なのか
つまずきやすくなったという変化は、ご本人にとって想像以上に大きな不安です。転んでしまったらどうしよう、という思いが外出そのものをためらわせ、動く機会が減り、さらに歩きにくくなる。この流れをご自身で感じ取っておられる方は少なくありません。
歩くという動作では、足を上げるタイミングと高さが、意識しないところで細かく調整されています。地面の状態を足の裏が感じ取り、その情報をもとに、どのくらいつま先を持ち上げるかが決まります。この一連のやりとりを担っているのが神経のはたらきです。感覚神経が伝え、中枢神経が判断し、運動神経が動かす。このどこかに乱れがあると、ほんのわずかに持ち上がりが足りず、つま先が引っかかることがあります。
だからこそ、脚の力を鍛えるだけでは変わらないことがあります。今あなたの体で、歩くときの重心の移り方がどうなっていて、どの神経が乱れているのかを、体全体から見極めていく視点が必要になります。
つまずきやすい・足が上がりにくいのセルフチェック — あてはまるものはありますか
つまずきやすさ、足の上がりにくさが気になっている方の、よくある感じ方です。
いくつあてはまったでしょうか。数が多いほど重いということではありません。ご自身の状態を言葉にしておくと、施術者に伝えるときにも役立ちます。
なぜ、温めても電気をあてても、また同じ場所がつらくなるのか
ここに来られる前に、あなたはきっと気をつけてこられたはずです。足元をよく見て歩く、大股にならないようにする、手すりを使う、散歩の距離を減らす。それでも、ふとした瞬間にヒヤッとする。「これ以上悪くならないように」と気をつけるほど、動く範囲が狭くなっていく——そんなもどかしさを抱えている方も少なくありません。
実は、これには理由があります。多くの施術は「痛い場所」を直接どうにかしようとします。もちろん、それで一時的に軽く感じることはあります。ですが、つまずきやすさや、足の上がりにくさは、その場所そのものよりも、体重をどう受け渡すかを決めている神経の伝わり方と、体全体の支え方が深く関わっていることがあります。支え方が変わらないかぎり、同じ場所に負担が集まり続ける。これが「その場しのぎ」を繰り返してしまう正体です。
だからこそ向き合うべきなのは、「なぜ、そこに体重が偏ってしまうのか」という全身の視点です。この考え方が、神経整体という手法の出発点になっています。
つまずきやすい・足が上がりにくいの背景として、考えられること
つまずきは、ほんの数センチの差で起こります
歩くとき、足先が地面から浮く高さは、意外なほどわずかです。その数センチが確保できなくなると、平らな場所でも引っかかります。「何もないところでつまずく」というのは、不注意ではなく、この高さが足りなくなっているという合図です。ご自身を責める必要はありませんし、笑い話にして済ませるべきものでもありません。
足先を持ち上げる働きと、感じ取る働き
足先が上がるためには、すねの前側の働きが必要です。同時に、地面との距離を感じ取り、脳がそれに合わせて調整することも必要です。この「持ち上げる」と「感じ取る」のどちらが弱まっても、つまずきやすさとして現れます。神経整体T-Groupがあらゆる神経に目を向けるのは、こうした複数の働きが関わっているためです。
外出を減らすと、さらに歩きにくくなります
つまずくのがこわくて出かけなくなる。これはとても自然な反応です。ただ、歩く機会が減ると、支える力も、バランスを取る働きも、さらに落ちていきます。そして、いざ出かけたときに転びやすくなる——この循環が、いちばん避けたいところです。だから私たちは、まず安全に歩ける条件を整えることを大切にしています。
神経整体とは — 体の末端と司令塔の「往復」を整える整体
神経整体とは、体の動きや状態をコントロールしている「神経の伝わり方」に着目した整体の手法です。膝や脚は、体の中でもっとも脳から遠い場所にあります。地面をとらえた情報を脳へ送り返し、脳から降りてきた指令を受けて体を支える——この長い往復が、毎日休みなく続いています。往復のどこかで伝わり方が乱れると、支え方に無理が生まれ、特定の場所へ負担が偏っていきます。
神経整体T-Groupが膝や脚のお悩みに向き合うとき、膝そのものだけを見ることはしません。その膝に、どんな支え方をさせてしまっているのか。体の重みをどう受け渡しているのか。そこを確かめていきます。強い力でほぐしたり、関節を鳴らしたりする施術は行いません。
ひとくちに神経といっても、その役割はさまざまです。体の司令塔である脳(中枢神経)をはじめ、体の動きにかかわる運動神経、痛みやしびれを感じ取る感覚神経、そして自然治癒力に大きく関わる自律神経——神経整体では、これらあらゆる神経にアプローチしていきます。そのうえで、一人ひとり、どの神経が乱れているのかを細かくチェックし、「どの神経へアプローチすれば、体のお悩みは変化していくのか」を見極めていくことを、何より大切にしています。同じ場所につらさが出ていても、その背景にある乱れは人によって違うからです。
施術は、手全体でやさしく触れる「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチで行います。強い刺激を必要としないため、ご高齢の方や、力を加えられるのが怖いという方にも受けていただけます。この技術は柔道整復師である田渕達也が体系化し、全国140店舗以上の加盟院へ広がりました。体が本来持っている、自分で整おうとする力——神経整体は、それが働きやすい状態へ導くという考え方に立っています。

膝や脚のお悩みで訪れたとき、どんなふうに進むのか
「歩くのがつらいのに、通えるだろうか」と迷われる方もいらっしゃいます。神経整体T-Groupでは、体に負担のかかる姿勢を長く続けていただくことはありません。おおまかな流れをご紹介します。
- 1. お話をうかがう/どの動作でつらいのか(立ち上がる、階段、歩きはじめ)、いつからか、片側だけか両側か。生活の中の具体的な場面をうかがいます。
- 2. 支え方と体重のかけ方を確かめる/立ち方、歩き方、左右のバランスを見ます。膝や足のつらさは、体重の受け渡し方に表れることが多いためです。
- 3. 手全体でやさしく触れる/「通電の手(つうでんのて)」と呼ばれるタッチです。膝を強く曲げ伸ばししたり、痛む場所を押し込んだりはしません。
- 4. これからの過ごし方をお伝えする/歩き方や靴の選び方など、日常で気をつけられることをお伝えします。
通う回数や間隔は、体の状態とご都合に合わせて一緒に決めていきます。
これまで通われた場所と、どこが違うのか
膝や脚のつらさに対して、痛む場所を温める、ゆるめる、電気をあてる——そうしたケアを続けてこられた方は多いと思います。その場の軽さは得られても、体重の受け渡し方が変わらないかぎり、同じ場所に負担が集まり続けます。
神経整体T-Groupは、刺激の強さで変化を出そうとはしません。見ているのは、痛みという「結果」ではなく、その手前で体を支える指令がどう伝わっているかという「土台」の部分です。膝だけを見るのではなく、その膝に無理をさせている全体の使い方まで含めて整えていく。「痛いところだけを追いかけない」からこそ、これまでとは違う変化を感じていただけることがあります。

膝や脚のお悩みに向き合うとき、私たちが大切にしていること
私たちが何より大切にしているのは、目の前の一人ひとりに寄り添うことです。同じ「つまずきやすい・足が上がりにくい」でも、つらさの出方も、これまでの経過も、抱えている不安も、人によってまったく違います。だからこそ、マニュアル通りに体をさわるのではなく、その方の背景や気持ちごと受け止めることを何より大事にしています。
全国140店舗以上に広がった今も、加盟院すべてが同じ理念を共有し、「無理をさせない」「押し売りをしない」「一人で抱え込ませない」という姿勢を大切にしています。はじめての場所に足を運ぶのは勇気がいるものです。その一歩を、安心して踏み出していただける場所でありたいと考えています。
神経整体は、学会でも研究発表が行われています
神経整体は、施術による体の変化を「感覚」ではなく「数値」で確かめてきました。疲労科学研究所製の自律神経測定センサーVM302を用いた測定では、一般的な指圧のあとの神経機能全体の変化が+17%だったのに対し、神経整体のあとは+380%と報告されています。この結果は、日本顔学会大会や大阪呼吸ケア・リハビリテーション研究会などで発表されています。
※学会で発表された研究のデータです。変化の程度には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。
測定の詳細や学会発表の一覧は 神経整体の研究・学会発表と医療現場での導入 にまとめています。
日常で気をつけたいこと — つまずきやすい・足が上がりにくいとお付き合いするために
つまずきを減らすために、日ごろ意識していただきたいことです。
- 家の中の段差をなくす/めくれたじゅうたん、電気コード、敷居。転倒の多くは家の中で起きています。
- 足先を上げる意識で歩く/「かかとから着く」と意識すると、自然に足先が上がります。
- 足首を上下に動かす/座ったまま、つま先を持ち上げる動きを20回ほど。すねの前側を使う練習になります。
- かかとの高い靴、脱げやすい靴を避ける/サンダルやスリッパは引っかかりの原因になります。
- 歩く機会を減らさない/こわいときは、手すりのある場所や、平らな道を選んでください。
つまずきやすい・足が上がりにくいでお悩みの方から、よくいただくご質問
Q. 高齢の家族に受けさせたいのですが、大丈夫でしょうか。
はい、ご高齢の方も多く受けていただいています。強い力で押したり関節を鳴らしたりすることは一切なく、手全体でやさしく触れる施術です。ご家族の付き添いも歓迎しています。ただし、急に足が上がらなくなった、力が入らないといった変化がある場合は、まず医療機関でのご相談をおすすめします。
Q. 年齢のせいだと思っています。それでも見てもらう意味はありますか?
あります。同じ年齢でも、歩き方には大きな差があります。その差を生んでいるのが、支え方や、地面の情報の受け取り方という部分です。「歳だから」で終わらせず、一度確かめてみる価値は十分にあります。
Q. 家族に勧められて来ました。本人はあまり困っていません。
ご本人の自覚がなくても、周りの方が先に気づかれることはよくあります。転んでからでは元に戻すのが大変になりますので、気づいた段階で確かめておくのは良い判断だと思います。ご本人が納得されない状態で無理に進めることはしませんので、まずはお話をうかがわせてください。
Q. 痛い場所を押されませんか? 高齢でも受けられますか?
痛む場所を押し込んだり、膝を無理に曲げ伸ばししたりすることはありません。手全体でやさしく触れる施術ですので、ご高齢の方や、脚に力を加えられるのが怖いという方にも受けていただいています。まずはお体の状態を丁寧にうかがうところから始めます。
Q. 整形外科にも通っています。併用しても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。医療機関での診断や方針を尊重したうえで、体づくりの面からお手伝いをするのが神経整体T-Groupです。今かかっている先生の判断を否定するものではありませんので、安心して続けてください。
Q. 歩くのがつらいのですが、通えるでしょうか?
移動が負担になる場合は、間隔や時間帯を相談しながら進めていきます。院までの行き方でご不安があれば、事前にお知らせください。通う回数も、お体の状態とご都合に合わせて一緒に決めていきますので、無理のない形で始めていただけます。
Q. 一度ラクに感じても、また戻ってしまいませんか?
脚は毎日体重を支え続ける場所ですので、体重の受け渡し方が新しい状態に慣れるまでには、ある程度の時間がかかることが多いです。だからこそ、その場だけでなく、歩き方や日常の動作もあわせて見ながら、少し先を見すえて整えていくことを大切にしています。

歩くことをあきらめなくて、大丈夫です
「転ぶのが怖くて、出かけるのをやめてしまう」——そんな毎日は、暮らしから少しずつ余裕を奪ってしまいます。けれど、その状態を一人で我慢し続ける必要はありません。同じ悩みを抱えた方が、もう一度安心して出かけられる毎日を取り戻していく。そのお手伝いをするために、私たちは全国にいます。
まずは、あなたのお近くの神経整体T-Groupの施術者に、今のつらさを話してみませんか。何をどうすればいいか分からない不安も、話すだけで少し軽くなることがあります。それが、変わっていくための最初の一歩になります。
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